2008平井選手インタビュー
2006平井選手インタビュー

Brilliant People Interview Vol.01 プロフリーダイバー篠宮龍三選手

トップアスリート

セッションでゾーンを体験

篠宮 今回の経験を通して感じたのは、ゾーンは自分一人が作り出せる場合もありますが、マッサージなどの施術を通してゾーンに入れることもあるということ。

西村 確かにあのスタティック前の施術は、やっている私自身も非常に充実感があって、篠宮選手の状態が非常にいい感じだというのもわかりましたし、施術をしながら「エジプトまで来てこうして施術ができてよかったな。私はこの感覚を得るために来たんだ。だから今すごく幸せだな・・・」なんて思って真面目に涙が出そうになりました。私だけが施術をするのではなくて、選手とセラピストがつくりあげていく、まさにセッションだと感じました。
リラックスさせるために使っているテクニックは主に頭蓋骨を軽く保持して脳脊髄液を調整するクレニオセイクラルという施術なのですが、私までゾーンに入ったような、時間を忘れてしまう感覚がありましたね。今後のセラピーの可能性を感じる、私にとっても素晴らしい経験でした。

篠宮 たぶん、あの集中度は凄すぎて場の空気がとても澄んでいたというか、シーンと静まり返った深海のような感じだったと思いますね。もしカメラを向けてもシャッター下りない!ってくらい神がかってたような。

西村 本当にそうでした。あれは凄かったです。篠宮選手の頭の上に薄紫色のオーラ?みたいなものすら見てしまいましたから・・・。

篠宮 そうそうあれ、ムービーで撮ったとしても、きっとバッテリー落ちちゃって「あれ、撮れない!」 みたいな、そんな感じでしたよね。別に怖い奇妙な体験じゃないけれど、アスリートそしてセラピストは多次元的で複層的な存在なんだなと感じたセッションでしたね。何かとつながっている感じというか。

集中が続く至高のゾーン

西村 そういえば、私も集中して施術してるときは、時間がほんとうにあっという間に経っているけれど、あれも一種のゾーンなんだろうな、とお話を伺っていて思いました。
そういうときは、マッサージなんだけれども、もはやマッサージでないなにかをしているのかもしれません。無意識的にね。

篠宮 そうですね、スポーツの世界でゾーンと呼んでいるものは、他の世界ではフローと呼ばれていてほぼ同じものです。

西村 あ、フローというのは聞いたことがあります。先日読んだ脳の本に出てきていました。

篠宮 まるでオートパイロットで動いているような、すべて分かっているような、そんな気がしてあっという間に時間が飛んでいくような感覚です。夢中になって本を読んだり映画を見たりしているときはその状態になっているという感じですね。

西村 深い集中、あっという間に時間が経ってしまう・・・同じことなんでしょうね。

篠宮 その状態も浅いものから深いものまであるでしょ?

西村 ありますねぇ

篠宮 それと同じですよね

→次は日常生活でのゾーンと集中力について語っていただきました!>>>

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ゾーン(フロー理論)を知るための一冊
スポーツを楽しむ―フロー理論からのアプローチ
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スポーツを楽しむときに、集中ややる気、競争心と挑戦、コントロールと解放など、フロー理論を実際どのように活用するかを課題をふまえて実践する本。
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