ハワイ島サウスコナのマッサージスクールHISM留学生活の記録(2004年夏〜2006年春)
ボディセラピスト修行日記 in Hawaii
2004年7月から2006年1月まで、途中帰国も挟みながら1年半ハワイ島のマッサージスクール
Hawaiian Islands School of Massage にて留学生活を送ったばななんの日記を回想しながら紹介していきます。日記は当時のブログから引用しています。どうぞお楽しみください。
 
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2004.8 試練のとき 〜解説〜

ハワイ島到着の日からハプニング続出だった。私は、ハプニングだとか予期しない方向にものごとが動くことには慣れていたけれど、「ハプニングに慣れていない人」には慣れていなかった。8月はなんだかいろいろなことがあってとてもしんどかった。お金のこと、車のシェアのこと、通学のこと、生活のことなど、授業とはまったく関係ないところで相当の気力体力を使い、ぐったりという言葉が似つかわしい感じだった。とにかくひとりにさせてくれ〜自由になりたいぞ〜という感じだったから、レンタカーを返すタイミング(2週間の予定だった)で、絶対に自分専用の車を手に入れるぞ!!と意気込んだ。そして絶妙のタイミングでボロいけど予算にも合う車を手に入れた。クラスメイトとシェアしていた家も何かと問題があって、すぐにでも新しい家を探したい気分だったので、ひとりで家を探してとっとと出ようと決めた。クラスメイトはみんな悪い人たちではなかったし、楽しいこともたくさんあったけれど、この頃は全員疑心暗鬼で疲れ果てていた。はっきりいって授業どころじゃない。最初の関門がいきなりこんな風にやってくるなんて思いもしていなかったので本当に驚いた。授業は大変だろうと思っていたけど、もっと大変だったのは慣れない人間関係のほうだったのだ・・・。今思えばそれも必要なプロセスだったのだろうけど、その頃はただ単にみんながいろんな思惑でころころ変わっていくのを見るのがとても悲しかった。

ビーチへ行って気晴らしすることがその頃唯一気が晴れることだった気がする。日記の文章は以前のまま転載しているけれど、当時の気持ちを思い出すと、必死な自分がけなげで泣ける。。。(笑)


2004.8.2 共同生活スタート

今回、ハワイ島のマッサージスクールの日本語クラスを取るクラスメイトは私を入れて6人。みんないろんな気持ちを持って、がんばってお金を貯めて、やっとの思いでここにやってきた。そして年もバラバラの4人が、とりあえず同じ家で共同生活をすることになった。これから約半年間、ハワイでの生活が始まる。
着いた初日から、待ち合わせをした人となかなか会えなかったり、なぜか電話が通じなかったりとハプニングが続出したけど、その日の夕方、雨上がりの虹と新月が私たちを歓迎してくれてるみたいで、なんだかとてもすてきな気持ちになった。
いろいろあるかもしれないけど、がんばろうって強く思った。

私にとって共同生活自体はそれほど大変だとは思っていない。実際小笠原でも相部屋で20日間楽しく過ごしたし、アジアの安宿でいろんな状況も経験してるからなんとかなるだろうって思っている。でも今回一緒に生活するのは、共同生活とか一人暮らしとかをしたことがない人たちがほとんどなので、慣れない異国の地、自分と違う常識があるということなんかに、最初はすごくプレッシャーがあって、私も含めてみんな気を使いすぎて疲れがどっと出た。

4人がそろってすぐに、車の購入や部屋割りをめぐって、連日話し合いの日々が続いた。思っていたより相当ハードで、みんな気持ちをうまく伝えられなかったり、それぞれがそれぞれの思惑もあるし、予算の都合もあるしで、なかなか話もまとまらなかったりした。
でも、1週間経って時差ボケも疲れもなくなってきて、ようやくみんな自分の地が出せるようになってきたし、ずいぶんみんなたくましくなった気がする。

人工物はなにも見えない

2004.8.2 カイルアコナの天気

ハワイ島は、ハワイの主な4つの島の中で最も大きくて一番新しい若い島。こちらではハワイ島と言わずにビッグアイランドと言われることのほうがおおい。大きさは四国の半分くらい、関東平野がすっぽり入るくらいの大きさがある。
島の西側にあるここカイルアコナは、雨があまり降らず、カラッとしているのが特徴の町なんだけど、なぜか今年は雨がすごく多くて、毎日のようにスコールのような雨が降っている。
私たちが今住んでいるのは、山の中腹で標高500m近くある場所。日本でも標高500mといえば山の中だからかなり涼しいけど、ここハワイでも状況は同じ。コナの町は海からすぐのところにあって、そこから20分くらい山をがーっと上がっていくと今の家がある。毎日毎日山から降りて学校に行ったり買い物にいったりするような感じ。

そんなだから天気も上と下では全然違う。朝、霧があって寒いなーって思うくらいの天気でも、山を下りるとカンカン照りで超暑いなんてことはいつものこと。
上で雨が降っていても、下は晴れてるってことも多いから、そのつもりで降りるとコナでも雨が降ってて・・・ってこともある。

標高差がそれだけあると、毎日車で走っているだけで、耳がつーんとなる。陸でも耳抜きが毎日必要なんて思いもしなかった。気温の差も激しいから、体調管理に気をつけないといけない。
日記に今日の天気を書いておこうと思ってたのに、何をどうかけばいいかわからないのがちょっと困るかな。

だけど雨が多いおかげで、学校の前に大きな木があるんだけど、その木が実はライチだっていうことがわかり、赤い実が落ちてるのを拾って食べた。おいしかった〜。初めて実がなってるのを見たって、こちらの人が言っていた。ラッキー。
こちらでは、オレンジとかライム、バナナ、マンゴー、パパイヤ、なんてものは拾って食べるもの。アボカドの木なんかもよくあって、買ったことなんてないっていう人もいる。そこらへんに野鶏もいるし野七面鳥?もいる。牛も馬もロバもいるし、思ってたよりもワイルド感あふれる土地だな。



どこまでも道は続く

2004.8.2 ハプナビーチ

ハワイ島にせっかく来たんだから、できるだけ毎日海に入ろうと思ってこちらにやってきた。思っていたより家が山のほうなので、ガソリン代も結構かかるし、海が心理的にちょっと遠い感じがするんだけど、なるべくやっぱり海にはいきたいなって思っている。

今日は週末で、まだ授業まで日があるので、クラスメイトのみんなとビーチに行くことにした。 たまにはちょっと観光客気分でってことで、ちょっと遠出をして、ハプナビーチというところにする。ここはコナの町から45分くらい北に行ったところで、白砂のビーチが少ないハワイ島にあってめずらしく白砂が続くなかなかいいビーチらしい。 クラスメイトの一人がハワイの人ともうすぐ結婚するということで、地元情報がわりとすぐ手に入るのだ。ローカルのことはローカル(ハワイではロコっていう)の人に聞くのが一番。こちらの人は本当に親切で、みんなアロハの心がある。本当に人種やなにかで差別をしない、みんなウェルカムっていうのがわかるから居心地がいいんだろうなって思う。
hapuna beach
ボディサーフィンして砂だらけ!

2004.8.7 授業開始

ハワイ島に到着してから1週間後から学校が始まる。レベル1と呼ばれる初心者コースは約2ヶ月。週に4〜5日間、一日3時間の日もあれば、朝から夜までビッチリの日もある。こちらにくるまでは週に4日、午前か午後だけって聞いてたのにそれは実技だけで、週に2回、3時間ずつ解剖学の授業もあれば、コースの終わりにはクリニックといって、実際のクライアントにマッサージをするトレーニングもある。最初の週とその次の週はそれほどスケジュールは詰まってないのだけれど、8月の中旬からはロミロミの特別授業も加わってすごいハードスケジュールなのだった。そして宿題も結構ハードだしテストもある・・・・でも勉強しにきたんだし、特に私は一人で解剖学勉強するのはちょっとつらいなとおもう気持ちもあってここに来たので、気を抜かずに勉学にいそしみたいと思う。
とはいえ、授業でマッサージをする(&受ける)とけっこうそれだけでぐったり疲れる。やたらと眠くなったりもする。
そこをうまくコントロールしながら楽しんでいかなきゃなって思う。 classroom
学校はこんな感じ

2004.8.7 オールドエアポートビーチ

私の最近のお気に入りの場所がここ、オールドエアポートビーチ。
コナの町のすぐ近くにあるリクリエーションエリアのここは、シュノーケリングにはそれほど適さないけど、波がある日は、ロコたちがボディボードやサーフィンをしていて、ピクニックテーブルがそこここにあって、木の下で海をみながら宿題をするのに最適の場所なのだ。ちょっと暑くなったりしたら海に入って気分転換、そしてまた宿題にいそしむという仕組み。
ほとんど毎日のように通っている。今度スーパーかどっかで安いボディボードを買って、今度は気が向いたら波乗り、なんてことをしてみたいなと考え中なのだった。でもぱっと見は砂浜なんだけど海の中は意外と岩があって、ちょい危険そうでもあるのだが。oldairport beach
昔、空港の滑走路があったので「オールドエアポート」ビーチという

2004.8.7 観光客では見えない部分

観光客でいたときは見えなかったことというのがいくつかある。そのひとつがゴミの始末について。 この島では、日本のほとんどで行われている(と思ってるだけ??)ゴミの収集というものがない。 各自がゴミ捨てポイント(transfer stationという)までゴミを持ち込んで捨てるようになっている。

島というのはどこもそうだけど、ゴミ問題というのは深刻で、それらをどうやって最終的に処分するかはその島によって全然違う。例えば小笠原では、東京都ということもあるけれど、わりと今は細かく分類が決まっていて、処分場も一応ある。だけど、家電や車の廃ゴミは内地へ船で運ぶことになっている。それがしたくなくて(お金がかかるから)という不届きものが山に産廃を捨てるなんて問題も当然起こる・・・。 で、こちらハワイ島ではどうか?産廃問題はよくわからないけど、ゴミのリサイクルということに関しては、アメリカの中でも遅れているほうなのではないかと思う。リサイクルするものはガラス瓶とアルミ缶のみ。そのほかはぜーーんぶまとめてひっくるめて、巨大なゴミ捨て場に上からぽいぽい投げ捨てるだけ。ただ、その捨てたものの受け皿になっているのはコンテナで、そのコンテナはどこかにおそらく運ばれて、焼却処分をするのだと思われる・・・。そしてそのゴミ捨て場の前は鉄くず置き場みたいになっていて、車の残骸とかが山のようにうず高く積まれているのだった。

今の家は、少し山のほうにあって庭がけっこう広いので、せめてもというわけではないけれど、生ゴミは庭に埋めようということになっている。大勢で今暮らしているので生ゴミもすぐ貯まってしまって処理が大変なんだけど、地中深くに埋めれば肥料にもなるし・・・ってことで。アメリカって一言で言っても、いろいろと場所によって違うんだろうと思うけど、ゴミ問題っていうのは本当にどこも難しいなって思う。特に島では。

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