モアナブルーで使用している主なトリートメントテクニック
ディープティシューマッサージ Deep tissue massage
ディープティシューとは、深い筋肉組織のことをいいます。人間の筋肉は何層にも重なっており、通常は表層の筋肉にのみ施術を行いますが、このテクニックではからだの深層筋ひとつひとつを意識し、ゆっくりとした圧を加えることで、収縮してしまった筋組織や表皮、腱に働きかけ、元の状態に戻していきます。
全てのオイルマッサージの基本となるのがスウェディッシュマッサージで、モアナブルーでも当然そのテクニックも使いますが、スウェディッシュマッサージよりもより力強いトリートメントで、肩こり・腰痛・筋肉疲労・その他多くのからだの苦痛を心地よく解消していきます。
筋筋膜リリース Myofacial release
筋筋膜とは、英語でマイオファーシャルと言い、myo=筋肉・fascial=筋膜・筋肉を覆う膜という意味になります。筋膜は、筋肉組織を覆う薄い膜で全身ストッキングのように薄くからだ全体を覆っています。どこかに筋肉組織の緊張があると、筋肉、骨、腱、神経のバランスが悪くなります。セッションでは身体のどの部分にストレスがかかっているかを見きわめ、引き延ばすようにストレッチさせ、筋膜の緊張を取り除いていきます。
このテクニックではオイルは使いません。全身の調整をしますので、骨盤のずれや身体の歪みといったトラブルも解消することができます。モアナブルーでは、このテクニックを最初に用いて、深い筋組織に入る前に全体的なバランスを整えています。筋筋膜に張りが強い方は”引きつられる感じ”を感じる方もおられますが、慣れてくると非常に気持ちがいい施術です。
トリガーポイント療法 Triggar point
トリガーポイントとは、直訳すると『引き金点』とという意味です。何の引き金かというと、痛みの引き金になっている筋肉の硬縮部位(凝り固まった部分)のことです。筋肉というのはとてもデリケートで、ちょっとした事で損傷したり、動きが悪くなってしまいます。そうするとその筋肉には老廃物が蓄積されてトリガーポイントという『痛みの原因のポイント』が作られ、動きをさらに悪くしたり、血流を悪くします。トリガーポイント療法とは、痛みの原因のポイントを治療することによって効果を得る治療法なのです。鍼灸のツボ(経穴)に似ており、同じ箇所が該当する場合もありますが、考え方は全く異なります。
この療法はアメリカのTravellとSimons氏によって、1983年に「トリガーポイント・マニュアル」という本が出版されてから、関連した研究が世界中に広がりました。(ちなみにこの本は百科事典みたいな2冊組の本ですが超おすすめです。英語ですがこの療法をなさる方は必読!)
トリガーポイントには、まだ症状が出ていない”潜在性”のものと、痛みとして出てきてしまう”活動性”のものがあります。活動性になると、筋肉に関連した筋膜を通して、痛みは関連痛として体の違う部分に現れます。腰が痛いからといって、腰を指圧しても改善しない場合はトリガーポイントは別の場所にあると考えられます。痛みが刺激となって、筋肉の柔軟性が減少してしまいます。そしてその状態がまた別の刺激となり、トリガーポイントの形成と筋肉の痛み緊張サイクルを繰り返してしまうのです。それらの悪循環を解消するのがトリガーポイント療法です。針を使ったもの、冷却スプレー法などさまざまやり方がありますが、モアナブルーでは阻血性漸増圧迫法と筋筋膜ストレッチを主に使用しています。
クレニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)Cranio sacral therapy
クレニオセイクラルは英語で、日本語に訳すと、クレニオ(cranio)は頭蓋骨、セイクラル(sacral)は仙骨となり、日本語では頭蓋仙骨療法(とうがいせんこつりょうほう)と呼ぶ場合もあります。「5gタッチ」と呼ばれる優しく繊細なタッチによって、頭蓋骨や脊椎の中に流れている脳脊髄液のリズムなどを調整し、からだのもつ自然治癒力を引き出します。
頭蓋骨と脳の間、また脊椎(背骨)の中には、血管内に血液が流れているのと同じように脳脊髄液が循環して流れています。脳脊髄液は、摩擦や外からの衝撃などから守るクッションの役割をしており、頭部から仙骨を1分間で6回程度のゆっくりしたリズムで流れています。この動きと連動して「脳と脊髄を覆う膜組織の運動」「脳の膨張と収縮の運動」「頭蓋の縫合の運動」「仙骨(尾骨)の微細な運動」などが起こっています。
この流れが何らかの影響(肉体的・精神的外傷)で滞ってしまうと、クレニオリズムが狂い、からだや心に不都合な状態として表れます。この歪みをやさしく少しずつゆるめ、解放していくのがクレニオセイクラルセラピーの考え方です。クレニオリズムを整えることによって、からだが自然体に戻ろうとする内側からの治癒力が活性化されていきます。頭蓋骨のわずかな歪みを整えることで、肉体レベルの治癒力UPにとどまらず、感情、精神的レベルにおいても深い洞察や気づきを得られることの多いセラピーです。
また、乳幼児から老人まで、脳障害がある方以外はどんな方にも受けていただくことが出来、さまざまな機能障害に適応できることも大きな特徴です。モアナブルーではこの療法の創始者であるアプレジャー博士が組織するUpledger Instituteのテクニックを用いています。
PNFテクニック PNF technique
PNFはリハビリテーション医学の手技として発展してきました。PNFとは、
Proprioceptive 固有受容性感覚器
NeuroMuscular 神経・筋
Facilitation 促通テクニック
の頭文字をとったものです。
人間の動きは、筋・腱・皮膚・視覚・聴覚・嗅覚などのさまざまな受容器からの感覚が中枢神経に送られ、その感覚を統制してバランスを取っています。筋肉・関節・神経などが全身にわたってうまく調和していると、目的動作がスムーズに達成されます。しかし何らかの原因で、筋肉と神経のバランスが悪くなるとき、いろいろな障害が出てきます。これらのバランスを調整するのがPNFテクニックの考え方です。
PNFは、特にからだの柔軟性において効果を発揮することから、機能障害を起こした部位のリハビリやスポーツパフォーマンスの向上・コンディショニングに目覚ましい効果をあげています。モアナブルーではPNFの中でも、オステオパシーでよく用いられるニューロマスキュラー(Neuro Mascular Strech Release)、ストレイン/カウンターストレイン、ポジショナルリリースなどのテクニックを使っています。
