ハワイ島サウスコナのマッサージスクールHISM留学生活の記録(2004年夏〜2006年春)
ボディセラピスト修行日記 in Hawaii
2004年7月から2006年1月まで、途中帰国も挟みながら1年半ハワイ島のマッサージスクール
Hawaiian Islands School of Massage にて留学生活を送ったばななんの日記を回想しながら紹介していきます。日記は当時のブログから引用しています。どうぞお楽しみください。
 
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2004.6 留学直前編 〜解説〜

2002年に初めて小笠原諸島へ11日間の旅をした。そこで野生のイルカと泳ぐという経験をし、そこで圧倒的な大自然と海のすごさに圧倒されるとともに「自分の人生をちゃんと生きてる」人たちに出逢って、私の人生も急展開。「イルカみたいに生きよう。本当に楽しいと思えることだけをして生きたい」と強く思い、当時のパートナーとも別れ一人暮らしになり・・・そしていろいろな想いを経て、イルカと泳げるらしいというハワイ島で「海外でいつか生活してみたい」という夢と「からだのことをもっと知りたい」という希望と「イルカともっと泳ぎたい」という欲望を全部叶えるために、住んでいた家も仕事も全部いったんリセットしてハワイ島へ行くことにしたのだった。

今改めて「理由」という文章を読んでみて、自分の考えは当時も今もあまり変わってないんだなと気づいた。当時は半年で帰ってくるつもりだったのだけれど、結局これは延期することになって1年半以上にわたって滞在することになるのだが・・・。この頃は未来への期待というよりは不安のほうが大きくて、ビザの申請も本当に大変だったことを覚えている。申請そのものも大変だったけど、そこに至るまでの過程に何か心理的な障壁があって、「書類を書く気がしない」「いや、でもやらねば」ってな感じで葛藤していた。申請が終わってやっと「本当にハワイ島へ行くんだ」って覚悟ができたような気がする。それは、少し大げさだけど”今までの人生とは違う生き方をする”覚悟だったようにも思う。


2004.6.3 学生ビザ申請

昨日、アメリカ大使館へ学生ビザの申請面接に行ってきた。
その書類作成もかなり大変なことのひとつで、英語のエッセイは書かなきゃいけないし、過去10年間に行った国の名前と年度を書かなくちゃいけなかったり(ホームページのプロフィールがあってよかった!)今までやってきた仕事一覧とか、もうそれはそれは細かく書く必要があっていやになりそうだった。面接でなんか突っ込んで聞かれたらどうしよう?とか・・・。

面接予約を大使館のHPでやってから行くのだけれど、15分前に着いたら大使館前にビザ面接待ちの大行列。たいしたことないとか書いてた誰かの体験談もあったのだけれど、今はちょうど夏休み前とかでそういう人が多いのかもしれない。現在、ビザを申請する人は全員ここで面接を受けないといけないのだ。前は学生ビザはいらなかったりしたと思うんだけど、テロ後は義務づけられたらしい。私はバイクでも行ける距離だからいいけど、このためだけに東北とかから来なきゃいけない人もいるわけで、大変だよなぁ・・・・。

書類を出してOKもらうだけのことに3時間以上かかりました。
あーーつかれた。


1年間過ごした駒沢の部屋。部屋をインテリア雑誌に掲載してもらったのもいい思い出。


2004.6.3 理由
学生ビザ申請が終わって、なんとなくこれで次へのステップの第一歩が始まった。
これから私は、今の会社を辞めて、ハワイ島という、ハワイで一番大きい島でマッサージを習いに半年間留学することになっている。

マッサージといっても、いろんな種類があって、ハワイ古来から伝えられてきている最近日本でもちょっと名が知れてきた「ロミロミ」もそうだし、私が既にタイで習ったタイ古式マッサージ「ヌアボーラン」もそう。もちろん足の反射区療法である「リフレクソロジー」もマッサージの一種。

でも日本ではマッサージっていう言い方は「はり・きゅう・マッサージ師」とかいう資格を持った人しか使っちゃいけないので、日本で施術するときは「トリートメント」って言うことになるんだけど。
いろんな技術があって、いろんな種類があるのだけれど、人の身体を手や身体を使ってケアしていくというのはどれも変わらないこと。

もともと私は昔から自分が肩こりさんだったこともあって、人の肩を揉んだりするのが好きだし得意だった。
だけど今までは単に得意なだけで、自分の職業にとは思ってなかったのだけれど、いろいろな思いを経て、今は身体のことをもっと知りたい、もし自分がそういったマッサージの技術を身につけて、人に喜ばれるんだったらそういう仕事がしたい、と思うようになった。

これから私が行く学校は、アメリカで10年以上前からある学校で、メディカルの部分に踏み込んだ勉強や、リハビリなんかを担当する「理学療法士」に近いくらいの勉強や技術を学ぶことができる。
そして、マッサージの技術だけでなく、精神的な部分、自分自身や相手の心のケアまでも多少踏み込んだ授業があるみたいなのだ。

リフレクソロジーもそうだけど、やっぱり人の足に直接触るという行為によって自分がクライアントの気をもらうというか、調子がすごく悪くなったり良くなったりしてしまうこともある。悪いところもわかるし、「ああこの人なんかものすごく悩んでるみたいだな」みたいなことはある程度、足裏だけでなく、雰囲気からも伝わってくる気がする。

こういうことを書くとなんとなく「うさんくさい」世界っぽいんだけど、まぁしかし実際そうなってしまうんだから不思議。だけど、精神的なものと身体的なものは非常にリンクしていて、悩んでる人は胃潰瘍とか十二指腸潰瘍とかになりやすいっていうのも、結局、悩みから自律神経の働きが落ちて、その結果膵臓や脾臓の働きが落ちて、食べ物の消化がうまくできなくなって、胃に穴があいてくるっていうことなんだということがわかると、ふーむ、やっぱり身体のケアは侮れないとも思うし、心のケアをしないと、身体のケアにもならないのだとも思うのだ。

身体をいたわってあげることによって、そうした心の問題もちょっと軽くなったり本人による気づきがあったり、そういうことができるといいなってそんなことを少し思ったりもする。傲慢にはなりたくないけど、ちょっとだけそういうお手伝いができるときもあるといいな、くらいな感じ。

そういう風に思いはじめたのは、やっぱりイルカに会ったからかもしれないし、全然関係ないのかもしれないし、その関係性はよくわからない。だけど、実際私はイルカとあの青い海で一緒に泳いで、ただただ楽しいんだけど、そこで気づいたことってたくさんあったし、いろんなことがクリアになった感じがした。

もし少し関係あるとすれば、あのイルカの無邪気な愛情とボランティア精神というか「人間にちょっとかまってあげようか?そんなに一緒に泳ぎたいなら」みたいな感じと、誰かにマッサージをすることっていうのは、ちょっと似ているからかもしれないと思う。うまく言えないけど。そして実際ドルフィンスイムにはまっているお友達でマッサージを仕事にしてる人が結構多い。なんか関係あるのかなぁ?

ま、ともあれそんなこんなで6月後半、いつもは秋に行ってる小笠原を今年は夏に行くことにして、その後、ハワイ島へ勉強しに行ってきます。
ハワイ島にもイルカはいるし、海は近いし、パワーのある島だし、遊びのこともいっぱい楽しみではあるけれど、それよりももっと、どんなことをするんだろう?どんな風に学んでいけるのだろう?っていう楽しみのほうが大きい。
勉強は実は結構大変で、解剖生理学とかかなりしっかりやるみたいなので宿題とかこなすのも(英語だし)なかなか骨が折れるんだろうけど、それよりも楽しみだなーやっぱり。

というわけでこれからこんな風に毎日の思いとか綴っていきたいと思います。

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