ボディセラピストの毎日

女子のコンスタントウィズフィン種目（フィンをつけてどれだけ深く潜れるか競うもの）の予選では、平井選手が全選手中３位（申告66m）となり、決勝進出！！　彼女の自己ベストが68m、きっと今回はこれを超える記録（日本記録は現在70m）をきっと狙ってくるはず。あくまで謙虚に、でも深く強い意志を持った彼女は本当に素晴らしい精神の持ち主。そうそう、彼女を特集したYouTube映像も、映像祭で優秀賞を獲得し、6万回近いアクセスが！
これを機にフリーダイビングというものがいろんな人に理解され、夢を追いかける彼女をもっと知ってもらえるといいな、と思う。

そして、日本が誇る100mダイバー、男子アジアチャンピオン篠宮龍三選手。彼も最近トップランナーに出たり、今回のバハマの様子もNHKクルーに密着取材されたりして、一気に知名度を上げつつある。普段は結構アホアホなこともやっちゃう人ですが、非常に頭がよい努力の人、文章も読ませる。そんな彼のブログが移転。雑誌NUMBERと提携しているNUMBER'S アスリートブログで発信してます。
One Ocean〜海はひとつ！篠宮龍三オフィシャルブログ

あ、そうそう、先日朝日新聞の特集にも掲載されました。ネットでも読めます。
朝日新聞　GLOBE　突破する力　Break　Through

男子の予選はなんと100mオーバーの申告が７人！すごい時代になったものです。
100m以上を息を止めて潜って帰ってくる。2分以上動き続け、深海の11気圧の闇を体験し、窒素酔いにも耐えながら正気で帰ってこなくてはならない。（酸欠失神すればもちろん失格）専門のトレーニングを積んだ上で、精神と肉体のバランスを整えなければ、そしておそらく海の神様がOKしてくれなければ行けない世界。
深海ってそんなところのような気がする。

他にも沖縄のレトリートを共同開催した米田選手、補欠としてみんなのサポート役をする武藤選手（自己ベストおめでとう！）などなど、ばななんの施術を受けてくれたことがある選手が今回も大勢参加している。競技人口が少ないし、単独練習が絶対にできないこともあって、この競技に携わる人たちはみんな大きな意味で家族みたいなものだ。孤独で孤高のアスリートっていうイメージが強いフリーダイビングだけれど、本当にみんなが仲間だなって思えるスポーツだと思う。

結局のところ、わたしは「何かに一生懸命な人」つまり「今を全力で生きている人」が大好きで、その人たちをあらゆるカタチで応援したいんだな、と今日ふと思った。何故かサロンでまつげパーマをしてもらいながら、ベッドの上で急に。「ああ、これは愛なんだ、広い意味での愛だな、、、、愛から行動すべきなんだ、、、」なんていう気づきと癒しが起こったりして、不思議な１日だった。きっとそれには先週見たマイケルジャクソンの映画、THIS IS ITからの影響もあるに違いない。彼の勇姿は本当にすばらしかった。MJのファンでもなんでもなかったけど、観に行ってよかった。

というわけで、後半はたんなる日記になっちゃいましたが、フリーダイビング関連のいろいろ盛りだくさん情報でした。よかったら応援してあげてくださいね！！