平井美鈴 フリーダイバー
フリーダイビングコンスタントウィズフィン競技(解説)にて2006年12月日本新記録となる-61mを達成。AIDA世界ランキング10位となる。競技歴はまだ数年にもかかわらず持ち前のガッツと集中力で記録を打ち立てた。グラフィックデザイナーであり主婦でありまたヨーガインストラクターの顔も持つマルチな才能の持ち主。
西村 なるほど。縁とタイミングといえば私と平井選手の再会もご縁でしたよね?
平井 そうなの。ばななん(注:セラピスト西村のこと)に小笠原で出会って数年後こうして再会できたのは、なんだか不思議な縁を感じてしまいますね。
西村 ふたりが知り合ったのが2003年、その後お互いそれぞれマッサージとフリーダイビングの世界で一生懸命がんばって再会したのが2006年の2月・・・
平井 セラピストとフリーダイバーとなって再会。それからが凄かったね。私はばななんのトリートメントを毎月受けてトレーニングしてからだもこころも大きく変わった気がします。いや、気がするんじゃなくて確信ね。
西村 私が留学していたハワイ島というところはフリーダイバーがたくさんトレーニングする場所で、フリーダイビング情報も少し入ってきていたのでみみずん(注:平井選手のこと)ががんばっているのは聞いていたんだけど、その後再会して毎月トリートメントを千葉から車をぶっとばして来てくれて・・・ってなるとは思っていなかった。
平井 ぶっとばしたわぁ(笑)
西村 (笑)ホントいつもありがとう
西村 さて、モアナブルーでのトリートメントについてですが、平井選手はそれまではあまりマッサージとか受けたりしてなかったんですよね?健康ランドなどでクイックマッサージ的なのを受ける程度で。
平井 そうですねー。ほんと20分コースの痛いマッサージくらいでした。
西村 あまりからだのケアには注意してなかった?それともヨーガをやってるから大丈夫という気持ちだったのかしら?
平井 パソコンを使う仕事があったりで、ヨーガをやっているのにもかかわらず首と肩はいつもガチガチになってました。ヨーガをしていなかったらもっと硬くなっていたかも。トレーニングではケアよりも鍛える方向ばかりに目がいっていたと思います。
西村 なるほど。筋肉を鍛えるほうに目がいくとケアにはあまり目がいかないものなんだ
平井 私の場合はそうですね、鍛えるほうにフォーカスしすぎて筋肉のつくりやケアには気づかない感じでした。
西村 で、モアナブルーでトリートメントをを受けてみて。
平井 目からウロコ。
西村 まあ最初は友達だからっていう理由だったのかもしれないですけれど・・・最初にトリートメントを受けたときどんな感想でしたか?
平井 最初はエステみたいなきもちよーいマッサージなのだろうと思っていたのだけど。全く違いましたね。
西村 あははは、痛いんですよね、凝っている人は最初はとくに(笑)
平井 最初受けたときは痛くて、、自分の筋肉がこんなに張っているものかと、そしてこんなに張っていて触ると痛いのに普段気づかなかったのか、と自分のからだについて気づきがいっぱいありました。左右のバランスの違いとか・・・
西村 最初は敏感になりすぎてくすぐったくて触れないところもたくさんありましたよね?
平井 ありましたねー。そんなところだらけでした。でも何回か受けていくうちに全く不快感を感じなくなって・・・そういう部分が増えていくとうまくいえないんだけど・・・開放される感覚がありました。
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