平井美鈴 フリーダイバー
フリーダイビングコンスタントウィズフィン競技(解説)にて2006年12月日本新記録となる-61mを達成。AIDA世界ランキング10位となる。競技歴はまだ数年にもかかわらず持ち前のガッツと集中力で記録を打ち立てた。グラフィックデザイナーであり主婦でありまたヨーガインストラクターの顔も持つマルチな才能の持ち主。
西村 心の状態がからだに出るというのは、うまく言えないのですが、それは肩が凝るのがわかる、とかそういうのとはちょっと違うんですよね・・・背中全体の緊張だとか、もしかしたら見えないなにかだとかを見ているのかなあ・・・
平井 なるほど。気のようなものとか?
西村 うーん。私は気や最近はやりのオーラとかについての勉強などは特にしていないので、よくはわからないんだけれど
平井 でも感じるものってあるんじゃないかな?
西村 そうですね。例えばパッとサロンにお客さまが入ってきた時点で、その日、その人が元気か、そうでないかはすぐにわかります。どんなに笑顔でさわやか風でも・・・。
平井 ばればれなんですね?
西村 そうですね。でもそういうのって誰にでもあるでしょう?
平井 ありますあります
西村 そういうことを意識することによってどんどん敏感になっていく ということだと思うのです。あとは身体をみればだいだいわかるようになってきます。骨盤や背中の歪みや緊張という構造面でわかることもあるし、エネルギー的なものでわかる場合もある。ある部分だけ触ると冷たいだとか、気が通ってないという言い方が一番わかりやすいかな?
平井 思い当たることばかり。よく聞きますよね?「気」が滞ってるとか。
西村 インドではプラーナ、中国では気(ち)、英語だとエナジーとかっていう言い方をするけれど、基本的に生きとし生けるものはすべて電気エネルギーだから 緊張していたりすると電気が通りにくくなるんです。
平井 緊張は体も電気も硬く滞らせてしまうんですね。
西村 そうなんです。緊張はダメなの。すべてにおいてしなやかで水分が適度に含まれていて血が通っているのがいいんです。
平井 ばななんのトリートメントを受けるとき、最初に手を私の背中にかざしますよね?その時に触られていないのに全身ふわっと圧力のような感触をいつも感じるんだけどあれは「気」みたいなものなのかもしれないですね。
西村 それはポラリティというワーク(施術)で、最初に手をかざす動作からその後仙骨と頭の後ろに手を置いてからだの中の陰陽エネルギーを整えています。ポラリティだけで1時間のセッションができるほどこれもまた深いワークですが私のトリートメントでは最初の数分でこれをやります。
平井 そうなんですね。いつもはうつ伏せで寝ているので何をしているか見えない状態なんだけど今、手がどこにあるのかはわかるんです。不思議なことに。
西村 感じる力が敏感な人は、私の手がからだに触れる前にあたたかいものを感じたりするようですし、また私の手にもびんびんと電気エネルギーが走ります。本当にビリビリいうの。
平井 わお!
平井 海にいるときも緊張は悪影響ですしね。
西村 海もヨーガも施術も、たぶん深いところでは同じなんですよね。だから話がとてもしやすいし、お互い理解しやすかったんでしょうね。
平井 同じですね。私の中ではその3つは三角につながってるよ(笑)
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