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プロフィール

平井美守珠 フリーダイバー
ヨーガインストラクター

フリーダイビング競技2種目(コンスタントウィズフィンスタティック:解説)の日本記録保持者。2008年世界選手権において、個人成績総合2位の記録でチームを牽引し、日本女子団体銅メダルを獲得する原動力となる。
モアナブルースポンサードアスリート。



     



平井美鈴選手インタビュートップ

乗り越えたひとつの試練

西村 実は今回私は彼女のサポートで同部屋に宿泊していましたが、このときは他の選手の施術で不在だったんですよね。肩を痛めていたと聞いたのも当日朝で、私のほうが動揺したくらいでした。

平井 そうでしたね。私は周りの人に心配かけたくなかったので「どうしようか」と考えながらとりあえず寝てました(笑)

西村 でも当日朝様子をうかがうと、すごくしっかり心を強く持っていたので、「きっと大丈夫だ」と確信したことを覚えています。

平井 ありがとうございます。当日朝のばななん(=西村)の涙にはもらい泣きしましたけど。ふふふっ

西村 あのとき私は「こんなときに不在でケガを知らなかったなんて、サポートとして失格では・・・」と泣きそうに、あ、泣いたんでしたっけ?(笑)

平井 そうでした。でもねーチーム全体のマッサージを担当してくれてるんですからこういう事はあり得ますよ。私が助けられたのは手当だけでなく競技までのおしゃべりとか、気持ちを楽にしてくれる雰囲気をばななんが作ってくれたことでした。

西村 そう言われるとちょっとホッとします・・・。

平井 私は肩を支えながら「大丈夫、今日も練習と同じで絶対いけるし、余裕なはず!」と言い聞かせ、ばななんや本番までサポートをしてくれた松元恵さんや日本チームの皆さんと笑いあったりしながらウエットをきて準備したりと、心の状態はとても良い状態だったと思います。

成功を支えた感謝の気持ち


西村 ウエット着るのも一苦労でしたよね(笑)肩がヤバいから。

平井 そう、ウエットは大変でしたね、手伝ってもらいました。荷物もみんなに持っていただきました。まるで女王様のようでしたね。感謝感謝です。
海の状態が残念ながら波が高く、競技としては良いコンディションではなかったのですが、そういう事態も予想した申告をしていたので、競技も余裕をもってクリアできホワイトカードをもらうことができました。今では良い思い出ですね、学ぶ事も沢山ありました。

西村 ホワイトカードだったと聞いて本当にホッとしたことを覚えています。ホワイトというよりも、生きて帰ってきてくれた〜・・・と。

平井 あはは、そういえば母からも後日メールがきていて「生きててくれてありがとう」とありました。

西村 海の競技は本当に毎回ドキドキしますね、見ているほうも。実際生死をさまようようなことが競技中あるわけではないのですが、やはりどうしても宇宙飛行士を見送るような気持ちになってしまいます。

平井 選手は自分の事だけに集中して競技に臨むけれど、周りの人は切実に無事を祈ってくれているんだなと、そういう気持ちに応える安全なダイブをしていかなければいけないなと思いましたね。だから潜り終えると、感謝の気持ちでいっぱいになるんですよね。


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