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第3チャクラがもたらす成功と繁栄

ーー『魂からの癒しチャクラ・ヒーリング』ブレンダ・デーヴィスーより引用

私たちの意志力は、ソーラープレクサス(太陽神経叢)で生まれます。意志力とは、そうあってほしいと願うことによあってそれを実現させる能力のことです。純粋な気持ちと、自分自身も含めてすべての人のためになることをするという意図さえあれば、ほとんどのことは実現させることができます。パワーと意志力が組み合わされることによって生まれる驚くべき力は、想像もつかなかったことを可能にするのです。

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ソーラー・プレクサス・チャクラ(第3チャクラ)が開くと自尊心が発達し、それと同時に、他の人をあるがままに認めることができるようになります。私たちが持つ様々な違いを天からの贈り物として受け取り、私たちをより豊かにしてくれるチャレンジと捉えられるようになるのです。違いに適応し、順応して自分の意見や信条を変化させることを覚えます。少々意志を曲げ、必要なら妥協する用意があれば、頑強な樫としなやかな柳を組み合わせることも可能になり、前進と発展は容易なものになります。

他人と相和し協調するのがうまくなるにつれ、新しいもの、自分と違うものを探求する喜びが生まれます。自分の個性に誇りを持てるようになりますが、それはあくまでも、バランスの取れた全体の中でのことです。

これまでは周りからの隔離、孤立を感じることもあったかもしれませんが、今では自分が完結した存在であると同時に、もっと大きな全体の一部である、ということが理解できるのです。経験から生まれた知恵は謙虚さと隣り合わせにあります。自分が自分の宇宙の中心にあるパワフルな存在であると同時に、より大きな計画のほんの小さな一部分にすぎないことを、私たちは知るのです。

私たちは今、人類とだけでなく、自然と、そして宇宙のすべてと調和します。これまでは、権威者、あるいは権力を握っていると私たちが判断した人に対し、卑屈になるか、または反対に反抗的だったり、優越感を持ったり、攻撃的になったりしたかもしれません。すべては平等である、という視点に立てば、そのどちらの態度も間違っていることがわかります。

自分以外の人や意見。その人たちが人生にもたらすものを尊重することを私たちは覚えました。疎外されて孤独だと感じたり、劣等感を感じたりする必要がないことも私たちにはわかっています。そうした自信をもつことで、私たちは、自分の個性を保ちながら、他の人とともにチームを組んで働くことができます。どんな状況においても私たちは一人一人みな、他の人にはない何かを提供することができるのです。

【ソーラー・プレクサスから受け取る成功と繁栄のエネルギー】

潮の満ち引き、季節の変遷、昼と夜の移り変わり、月の満ち欠けと月経周期、惑星の回転ー自然は常に周期的に動いています。ソーラー・プレクサス・チャクラは、私たちがこうした動きの必要性を尊重することを要求します。エネルギーの流れを保つためにそれが必要なのです。私たちの中にあるパワーと光を外界に向かって放ち、同時に外界からの贈り物を受け取るためにオープンでいることによって、私たちにはそれが可能です。

贈り物を受け取るときには、自分の胸のあたりがぽっかりと開くところをイメージします。 すると温かな、元気の出るような感覚があり、心臓とみぞおちの中間あたりに、ある種の身体的な感覚を覚えるのです(曖昧な言い方ですが、正確に説明するのは難しいのです)。

それから、ユニバースの豊かさと、最終的に私のためになる機会はすべて受け入れる、というアファメーション(自己宣言)を言います天に向かって愛情を送り、そして、必要なものは何もかも、もうすぐ私の人生に流れこんでくる、という絶対の確信をもってその愛情を送り出します。

それはたいてい奇跡的な結果を生みます。ときには自分が期待したこととは全く違うことが起こったりもしますが、あとになって振り返ってみれば、それは自分の創造力をはるかに肥えたものであることが多いのです。

成功し、裕福であることには何の問題もありません。むしろ私は、私たちはみな成功するために出来る限りの努力をする義務があると思っています。なぜならそうすることで、エネルギーの流れがユニバースに行きわたり、誰もがそれによって恩恵を被るからです。ただしそこには普遍的なルールがあります。受け取るためにはまず与えなくてはならないということです。

「受け取るためには与える」というルールを思い出してください。成功の順番が自分にも回ってきてほしいと思うなら、その車輪を少々後押ししてやることが必要です。それにはまず初めに与えることです。そうすれば、仕事、愛、心の平安、物質的な豊かさ、健康、友情、それに恋愛関係など、あらゆる側面での成功で報いられます。善意と純粋な心をもち、心をオープンな状態に保つならば、欲しいものは容易に手に入るようになります。

このルールに従っていないのに成功しているようにみえる人はたくさんいる、とあなたは言うかもしれません。でも成功とは、経済的な安定だけで測られるものではありません。前述したようなあらゆる角度から観れば、そういう人たちは結局、大して成功などしていないのがわかるのではないかと思います。いくらお金を持っていても、心が平安でなかったり、忙しすぎて自分の労働の収穫さえ楽しむ時間がなかったりしたのでは意味がありません。健康なソーラー・プレクサス・チャクラは、本当の意味での成功、繁栄につながる道を私たちに開いてくれます。

【第3チャクラがブロックされたときに起こる出来事】

私たちが特定の感情を「ネガティブ」と呼ぶのは、それを感じるのが気持ちのよいことではないからです。怒り、憤怒、嫉妬、恨み、罪の意識などが含まれます。けれども、もし私たちが自分にその感情を体験することを許すなら、それらの感情は、私たちの人生を大きく動かす強力な力となるのです。何が理由であれ、そうした感情を消化できていないとしたら、それらはソーラー・プレクサス・チャクラに溜まっています。

ソーラー・プレクサス・チャクラの発達は、8歳〜9歳の頃に始まります。ですからこの時期に経験したトラウマや苦痛は私たちに大きな影響を与えます。一般的に、トラウマの体験が早ければ早いほど、またその痛みが大きければ大きいほど、私たちはそこにフタをしてしまいます。これは心理学用語では「抑圧」と呼ばれます。ときとして私たちは抑圧があまりにも上手になり、それがそこにあることすら、もはや意識しなくなります。私のクライアントの中に、子供時代のことを何も覚えていないという人がよくいますが、それは子供時代が大変残酷なものであったというケースが多いのです。

ソーラー・プレクサス・チャクラのヒーリングワークを始めようとするとき、抑えていた感情が解放されると、それが火山のように爆発して、あなたや周りの人たちを破壊してしまうのではないか、と心配かもしれません。でも大丈夫、注意深く進めば、破壊的な状況にはなりません。たとえば燃えるような怒りをうまく利用することができれば、それは私たちを一気に、健康な状態へと大きく前進させてくれる燃料となります。終わりを迎えている恋愛関係や虐待的な状況、不要になった慣習などから私たちを脱出させてくれるのは、往々にして怒りか憎しみです。それによって私たちは、長い間縛られてきた感情や心情操作に、巻き込まれないだけの距離を置くことができるのです。

このチャクラがバランスを失ったり塞がってしまっていたりすると、自分を哀れな状況の犠牲者のように感じ、感情は抑えつけられ、自信はなくなり、尊厳を守ることができません。疲労感、エネルギーの欠乏、スタミナ不足に悩む人が多く、前に進もうとしてもその意欲が妨げられてしまうかもしれません。

健康なソーラー・プレクサス/チャクラがくれるエネルギーと勢いなしでは、毎日は苦闘の連続となり、私たちは次から次へと障害に遭遇して、そのたびに疲れ果ててしまいます。外からは意志が弱く、自主性、自己表現、そして方向性に欠けているように見えるでしょう。自分が隠そうとしている怖れや痛みが解放され、危機を引き起こす危険のある状況を避けようとするあまり、やる気や意欲をも失うでしょう。

感情体と霊体がブロックされていれば、肉体にもまた障害が起こり、消化不良、潰瘍、胃酸過多、便秘、過敏性大腸症候群、憩室症、その他慢性の消化器官の疾患がみられます。便秘と下痢を繰り返すこともあります。膵臓を司っているのもこのチャクラなので、糖尿病が起こることもあります。胆のうや胆管が胆石で詰まり、腹部の不快感が症状をさらに悪化させます。食べることに慰めを得ようとする無益な試みは、より複雑な症状の原因となることもあります。すでに弱くなっている消化器官は、超過負担となり、難しい症状をさらに悪化させます。そして肥満が自尊心をますます弱めるのです。

抑圧された怒りとがんの発生の関係は立証されていますし、興奮症、睡眠障害、やる気の欠如、疲労感、体重の増加あるいは減少、うつ病、絶望感といったストレス性の症状もいろいろあります。思い当たることはありませんか?

これはつまり、あらゆる意味で沈滞している状態と氾濫が交互に起こっているようなものです。感情が全く欠落しているかと思えば、制御不能なほどに溢れだしてしまったり、何もやる気にならないかと思うと、ときにエネルギーが爆発し、その結果疲労困憊してしまいます。また、自己主張して言うべきことを言うのを嫌がるかと思うと、たまに発作的に誰の耳にも痛い真実を口にするのだけれど、それが攻撃的で不適切な言い方だったり、というようなことが起こるのです。

エネルギーの中央通路が上部のチャクラと下部のチャクラの間で分断されてしまうため、血行が悪くなり筋肉が凝って骨盤や下肢が冷たくなることもよくあります。このチャクラで、エネルギーを浄化し調和させるのに必要なワークを行うことで、私たちは解放され、肉体的にも感情的にも霊的にも、強い意志、パワー、明晰さ、自信、目的を持って前進することができるようになります。ただし、このチャクラが開きすぎていると、他の人のネガティブなエネルギーや感情、特に怒りや不安を拾い上げてしまいがちです。


チャクラは、自分のからだの外に存在するエネルギーセンターで、体内に7つあって、下から第1、第2ときて、お腹(丹田あたり)にある太陽神経叢と呼ばれる場所のチャクラが第3チャクラ。黄色いオーラがある部分で、日本的には「肚をくくる」の肚の部分にあたります。ここのエネルギーが弱いと、意志力が弱く、ものごとを決められない、といったことが起こります。あとアイデアが湧いたり、第六感と関係ある部分のひとつとも言われています。

この本では説明のあと、ネガティブな想いを解放するエクササイズ(手紙を書くとか)と、メディテーション(瞑想)のやり方が書かれているのですが、地道なこうした努力というか、真剣な試みが大事だなあ、最近そういうことから少し離れてしまっていたなあと自分自身は少し反省・・・。この本、ちょっと翻訳がカタイというか、直訳っぽくてわかりづらいところがあるのだけれど、内容はとても充実しているなあと思います。

魂からの癒し チャクラ・ヒーリング魂からの癒し チャクラ・ヒーリング
ブレンダ・デーヴィス 三木 直子

トゥルー・バランス―7つのチャクラで宇宙とつながる 魂の保護バリア オーラ・ヒーリング―自分のエネルギー・フィールドを清め、強化しよう チャクラヒーリング (GAIA BOOKS) はじめてのチャクラ ヒーリング・パワーを目覚めさせるスピリチュアル・レッスン (実践講座)

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