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2006年09月27日

●フリーダイビング選手へのサポート-2-

さて初めてのマッサージサポートはどんな風だったのでしょうか?私は以前ハワイ島で行われたアイアンマンレース(一番ハードなトライアスロン)当日および試合前のスポーツマッサージボランティアを行ったことがあります。アイアンマンのボランティアの話はまた別の機会に詳しく書くつもりですが、非常におもしろくやりがいがあるものでした。その経験から、スポーツアスリートへのトリートメントをもっとできないかと考えていたのです。

※話が飛びますがこの記事をかくためにアイアンマンジャパンのサイトを見ていたら、去年ハワイ島にてマッサージさせていただいた濱野隆弘選手が12位(日本人7位)に入っておられました。嬉しい!

日本ではまだまだスポーツ科学の分野では遅れていることが多く、トップアスリートの方でも専任のマッサージセラピストやPT(理学療法士)をつけている人はほとんどいないようですが、外国ではかなり当たり前のように、アスレチックトレーナーだけでなく、カラダのメンテナンス部分を担当するセラピストがいるのだそうです。

平井選手とは以前から小笠原やプールで出会ったお友達だったのですが、私がハワイ島に留学している間にめきめきとフリーダイバーとして成長し、去年は世界選手権にも出場するなど活躍していると聞いていました。
そして帰国後、彼女が私のトリートメントを受け、今まで受けたことがないトリートメント技術に感動し、それから継続してずっと通ってくれています。

ヨガインストラクターでもある彼女の体は一見何の問題もないように見えますが、さわってみると出るわ出るわ、、、彼女の場合は精神的ストレスがからだに非常に多く出ており、筋膜(ファーシャ:皮膚と筋肉の間にある薄い膜)がひきつれて硬くなっていました。腰もがちがち。
「これで50(m)いけるんだったら、カラダを変えればもっと深く潜れるよ!」
そう言うと彼女の眼がキラっと輝きました。