モアナブルーBLOG

今日は関東地方15年に1度くらいの大雪予報がドンピシャ当たり、ここ三浦半島・秋谷でも既に積雪20cmくらいあるのでは？という状況になってきました。雪かきしないと車も出せない状況。子供たちが裏の神社で巨大雪だるま？カマクラ？を作っていました。

さて、そんなわけで今日の予定がポッカリ空いたので、ずっとお知らせしなくてはと思いながら後手後手になっていた、3月に行われるクレニオ合宿＆1日体験会のお知らせをば。

クレニオ・セイクラル・セラピーは、頭蓋仙骨療法と呼ばれる手技療法。
脳脊髄液は、人間の意識や思考・神経系に絶大な影響力がある「脳」を守るために周囲をちゃぽちゃぽと液体で覆っているもので、脳脊髄液が脳から背骨の周りにある脊髄を通って、人間のからだのホメオスタシス（恒常性：体温を調整したり、心拍や内臓の調子を整えたりするからだの自動調整機能）に大きく関わっていると言われています。

脊髄には、中枢神経と言われる人間の生存に欠かせない大きな神経が通っており、脳から流れるその脳脊髄液のリズム（波のように6〜10秒サイクルで満ち干きしています）の影響を大きく受けていると考えられています。

脳脊髄液減少症、という言葉を聞いたことがある方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。これは、交通事故などで、普段は防水膜のように覆われている脳脊髄液を覆う硬膜が破れたり傷ついたりして、液が漏れてしまい、その影響で、めまいや耳鳴り、全身倦怠感や頭痛、吐き気、自律神経症状、内分泌異常、免疫異常、睡眠障害などが起こる症状のことを言います。

脳脊髄液が減ってしまう、またはそのリズムがよくないと、上記のような病状ではなくとも、「なんとなくだるい」とか「やる気がでない」「スッキリしない」というようなことが起こったり、すぐ風邪を引いてしまうなど、とにかく「病気じゃないけど元気じゃない」という状態になりやすいのです。

けれども、その脳脊髄液の流れる微細なリズムをキャッチして、そのリズムを軽く整えてあげることで、様々なことが劇的に改善したりすることがあります。

また、脳脊髄液の流れを調整するクレニオ・セイクラル・セラピーは、からだの調整をするだけでなく、からだの中にあるトラウマを解消するヒントも与えてくれます。

ソマトエモーショナルリリース（体性感情解放法）という手法はクレニオ・セイクラル・セラピーの上級テクニックとして知られており、そこではからだの中に溜まった「エネルギーのつぶ（Energy Cyst）」のありかを探り、それを解消することで、過去の心身のトラウマを解放することができるとされています。脳脊髄液は「脳」の仕組みやあり方、神経回路とも大きく関係しているので、身体的症状だけではなく、そうした心理症状も改善することがあるのです。

そんな素晴らしいクレニオ・セイクラル・セラピーですが、まだまだ日本ではその存在が知られていないのが実情です。私は、ハワイ島のマッサージスクール留学時代に、顎関節のケアを学ぶ過程でこの療法の存在を知り、その奥深さに感じ入り、その後クレニオ・セイクラル・セラピーの権威であるアメリカ・アプレジャーインスティテュートにて、クレニオのセミナーを複数回受講し、その技術を学んできました。

このクレニオリズムを整えるテクニックは、かなり解剖学的知識を要するマニアックな技術ではありますが、きちんと系統立てて学び、ちょっとしたリズムを掴む「コツ」を知るだけで、あとは場数を踏むことで確実に、誰でもその施術が行え、副作用もない安全なセラピーです。

このクレニオセイクラルの深遠な世界をちょっとだけ体験できる1日体験講座と、3日間でみっちり学び、1時間〜1時間半程度のフルセッションを行うことができるようになる「集中合宿」を、モアナブルーにて3月に行うことになりました。

以下概要
3/21〜23　クレニオマスターコース　3日間集中合宿in 葉山

2月15日（土）午後10時までにお申し込みされた方には早期割引価格が適用されます。合宿参加者には1日体験講座の割引もあります！去年の春・秋に開催した合宿のレポートや感想はこちらをご参照くださいませ。

お問い合わせもこちらよりお気軽にどうぞ！みなさまのご参加、お待ちしています！！