« ちゃんと、喜ぶ。 | メイン | 謹賀新年! »

2010年12月24日

●もう大丈夫。

今日は一年に一度あるかどうか、という本気のセッションでした。
もちろん、いつも毎回全力投球なんですが、でも、それでもやはり、
ここは決めておきたい!というような場面があるものです。
お天気も、タイミングもすべてが完璧な流れで、自然に助けられて
とてもいい施術を行うことができました。
ありがとうございました。


今日はこの冬でたぶん一番だったのではないかという位
澄んだ空気で伊豆半島も富士山もくっきり、真っ青な空、しかも冬至近く
というのに太陽の日射しは暖かく、気温も15度近くまで上がっていて。

セッションでは、施術前にじっくりお話を聴きますが、
本日来られたお客さまは、そのときからかなり大きな感情の解放がありました。
そして心を穏やかに落ち着かせるスーパーリラックスのコースを。

終わったとき、お客さまの顔は、来たときとは別人のように
晴れ晴れとしていて、ああ、もうこれで大丈夫、峠は越えた、
そんな風に思いました。

toshima02.jpg

人は誰でも、キツいな、と思うことがあると思います。
そのキツさ度合いというのは千差万別ですが、
でも、どんどんと底の方に落ちていくスピードは案外速くて、
このまま死んだほうがいいんじゃないか?とか
わたしという存在が、この世にあってはいけないのではないか?
というところまであっという間にたどり着いてしまったりします。

人は、誰しも多かれ少なかれ、人に迷惑をかけて生きている。
迷惑をかけずに生きることなんて、誰にもできない。

孤独だと強く感じても、身寄りもなく、本当に孤立無援だと
感じることがたとえあっても、
水や空気や、今日見えた完璧な富士山と海、太陽、
宇宙のつぶつぶが全部自分と繋がっている、と感じられたら、
きっと人は生きていける。

試練、と思うことがあったとき、
そこにどんな意味を持たせるか?というのは本人の自由です。
ものすごい失敗をしてしまったとき、取り返しのつかない事件が
起きてしまったとき、そこには必ず意味があります。
表面上は単なるトラブルでしかないことが、何か別のサインだ
という可能性もあるのです。

そういう可能性を見過ごさないこと。
自分のからだとこころをじっと見つめて、感じ取ること。

今日は、お客さまにとっては、分岐点のような一日だったでしょう。
きっと、忘れられない日になるだろうし、
私のセッションが、少しでもそのお手伝いができたのなら、
これほど幸せなことはありません。

本当にいい一日でした。
クリスマスイブのイブにふさわしい、ご褒美みたいな素敵な日。

少しはやいですが、みなさまメリークリスマス!
akiya_sunset39.jpg