●歓喜の歌
ふぅ〜終わった・・・。7月から練習してきた第九合唱団での活動も昨日の本番で集大成。昨日の夜は、頭の中にまだずっと音楽が鳴り響いていた。
11月後半に入ってから、本番を間近に控えて練習回数も多くなり、要求されるレベルも一気に上がった。暗譜なんてできるんかいな、と思っていたドイツ語の歌詞も、車の中で練習CDをしつこく聴きながら歌ってるうちに、なんとかなりそうな感じにはなってきた。
合唱というのは、とにかく待つ時間が長い。ベートーベン第九の場合、合唱がつくのは第4楽章の後半なんだけど、入場は第3楽章の前。第3楽章の間はずーーっと舞台に立ったまま身動きもとらずにじーっとしていなければならない。で、合唱が始まったら、あっっという間にエンディング、という感じだ。
観客席も満員なら舞台にもオーケストラいれると400人近いメンバーでぎゅうぎゅう詰め。合唱団が立つひな壇はなんと13段もある。わたしは一番後ろの列。一番後ろだから目立たないかというと全然そんなことはない。5階席とかからみると一番後ろのほうが高いので見えやすいほどだと思う。一番高い位置にいるので、スポットライトの位置も近くて暑い。歌ってるときに倒れる人もときおりいるとは聞いてはいたが、実際、わたしの2つ前に立ってた人は、待ってる間にくらっと立ちくらみみたいになっていた。