震源地のパンダ研究センター、連絡不通に…周辺に280頭
【北京=佐伯聡士】新華社電によると、中国の国家林業局は12日、マグニチュード7・8の地震の震源地に当たる四川省ブン川県にある「臥竜パンダ研究センター」と連絡が取れなくなっていることを明らかにした。(ブンはサンズイに「文」)
同センターと外部を結ぶすべての通信サービスが寸断され、地元の林業当局にも情報がない状態だという。
同センターでは130頭のパンダが生育されており、臥竜の自然保護区にも野生のパンダ150頭が生息している。yahooNewsより
2002年に私は成都をはじめ、世界遺産である四川省九サイ溝、黄龍に行ったことがある。このときはいろいろな出来事があって非常に思い出深い場所である。
行ったことがあるところが被災地になるっていうのは、ことさら胸が締め付けられる。もちろん行ったことがないからミャンマーのサイクロンはどうでもよくって四川省の地震が気になるっていうわけではないけれど、より身近なものとして迫ってくるのは確か。成都のイトーヨーカドーかあ、行ったことあるなあ、とかニュースのコメントなどでも懐かしかったりして。
それはともかく、震源地の地図を見たときから気になっていた。震源地のあたりって確か九サイ溝に行くときに通ったあたりじゃないかな〜と。私が行った頃にはまだ成都からバスで1泊2日かけて行くしか方法がなくて、(今は途中の高地に空港があるらしい)その途中から少し逸れたところに臥竜パンダ保護センターがある。
お金を積めばパンダと記念撮影をさせてくれるらしい?というウワサもあったが、ぐーたらなパンダがたくさん見られて非常に楽しかったパンダ保護センター。
その保護センターあたりがどうやらやはり震源地らしい。
パンダ目当ての個人観光客はいなかったかな?九サイ溝ツアーの人たちは大丈夫かな?連絡不通状態が続いているようだし、とにかくここは中国人観光客ももんのすごい多い一大観光地なのだ。テレビで見てると神秘的で美しい、、、人がいない秘境って感じなんだけど、行った人はわかるが、「それどうやって撮ったん?」って思うくらい、ものすごい人が思いっきりポーズをとって記念撮影しまくるのが九サイ溝、五彩池付近なのである。
それに成都って、今話題のチベット族の人たちもたくさん住んでいる。高地になればチベット自治区など少数民族がたくさん住む場所もある。
阪神大震災のときもそうだったけど、震源地の情報が一番遅い。当時私は大阪に住んでいたけど、最初のテレビでの一報は「奈良県のお年寄りがケガをした」っていうものだったはず。
神戸の映像が伝わってきたのが地震発生後1時間半後、その後阪神高速の橋桁が崩壊したという電話情報などが入ってきて、震源地の情報が入ったのはそれからもっとずっと後のことだった。
お昼過ぎのことだったから学校の崩壊で生き埋めという報道が多くて心が痛む。
とにかく早い救助活動と道路の復旧を願っています、、、。
2002.竹富島