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2007年07月20日

●ダライ・ラマに恋して

ダライラマといえばチベット亡命政府の法王さま。こんなサイトもあるようですが、でも実はあまりよく知らないそんな私が読んだ本、「ダライラマに恋して」。

ダライ・ラマに恋してダライ・ラマに恋して
たかの てるこ

幻冬舎 2004-09
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著者のたかのてるこさんは、同い年の関西人で旅人、、、、というだけで親近感が湧きまくり。今も東映でOL?として仕事をしながら、時々企画書を書いて、休暇を使ってカメラマン一人だけ連れていって撮影し、その旅をテレビ局に持ち込んで番組にし、またその道中をエッセイにして出版しているというすごい行動力。島田紳助が“日本で一番面白い旅人”と太鼓判を押し、よしもとばななが“究極の旅人”と認めたというツワモノのシロートなのだ。
初めて書店でデビュー作「ガンジス河でバタフライ」の表紙を見たときはぶったまげた。これはあかんやろ。。。ってな感じのすっごい顔したバタフライ写真が堂々と、、、。そしてこの秋その本原作で、主演長澤まさみ(おいおい)脚本宮藤官九郎でドラマになるらしい。いったいどんなんになるのやら。。。

まあそれはともあれ、久々によんだてるこ本でしたが、面白かった。いつものような旅の抱腹絶倒支離滅裂記録という感じではなくて、自分の内面に入っていく旅を共有しているような気になった。チベットのことをほとんど表面的にしか知らなかったので、知っている人には「何を今更、、、」的なこともあるかもしれないけど、前世を覚えている子供の話、カルマという名前を持つ彼の禅問答のような話、チベット仏教って奥が深いなと思った。そして現在ポタラ宮があるラサではなく(そこも行ってみたいけど)インドのラダック地方って行ってみたいなーと初めて思った。

自分は今まで日本人として「一応なんとなく」仏教徒ということになるのかな〜と思っていたが、まるで何もしらない、お釈迦様の誕生日すら知らないという事実に愕然とする。

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●フリーダイビングインドア世界選手権

もうすっかり終わってしまいましたが、先日7/4-7までスロベニアにて行われたAIDAフリーダイビングインドア世界選手権に、モアナブルーで施術を受けていただいている石川雅子選手、森田尚子選手が出場しました!

両選手とも世界大会の場で自己ベスト更新!石川選手はダイナミックウィズフィン競技で決勝進出!と素晴らしいパフォーマンスだったようです。大会3週間ほど前に施術させていただきましたが、まだまだ伸び幅はかなりあると思います。森田選手はまだ本格的に始めて1年ちょっとなのにもうダイナミックウィズフィンで100m越え!すげーよ。。。。スタティック(水中息止め)では4分46秒と代表選手の中で最高記録を出しました。こちらも自己ベスト。ナオ&まー お疲れさまでした☆

また、定期的ではありませんが何度かトリートメントさせていただいている、アジアチャンプであり男子の日本記録をほぼ独占している篠宮龍三選手はダイナミックウィズフィン競技で173mの日本新記録を樹立!いや〜本当に素晴らしい!その他の選手も日本新記録を含め軒並みとてもよい記録を出していて、個人戦ながら日本選手の活躍が目立つ大会となったようです。

大会中更新されていた現地からのブログ

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文中の内容と全く関係ありません メェェ 

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2007年07月15日

●台風が去った夜

昼過ぎから薄日が射したり小雨だったりした台風一過の秋谷。
今日は一日ほとんど家から出てなかったのだけれど、さっきふと思いついて海まで歩いてみた。
坂を下りはじめると聞こえてくる激しい波の音。もうずいぶんこれでも波は引いたのだろうけれど、まだまだ波の音は激しい感じだ。

ふと空を見上げると、、、なんとそこは満天の星空。薄い雲が少しだけでているけれど、台風の風がすべてのスモッグを洗い流してくれ、まるで旅先で見るようなすばらしい星空がそこにはあった。
南西の空には大きなさそり座が。家の近くでさそり座を見たのは初めてのことだ。さそり座は南の空のわりと下のほうに出てくる星座だから、本州で見るときは相当空が暗くて、スモッグの影響がないところじゃないと全容はなかなかみえないのだ。真上には夏の大三角形。きっとこないだは会えなかった織姫と彦星も今なら会えるだろう。

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藤沢方向の明かりが見えています

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2007年07月06日

●北丹沢12時間耐久山岳レース!

なんだかすごい名前のタイトルですが、別に私が出たわけじゃあありません(汗)でも7/1に行われたこのレースにわたしが参加している(というよりほとんど宴会要員ですが)葉山トレイルランニングクラブのメンバーがこぞって(13人)が出たのです!

大会前日から会場入りしてみんなでキャンプ。大きなバンガローを借りて、雨がざあざあ降るなか、ご飯をつくってわいわい食べつつ(私は遅れて夜着だったので残ったものをがっつり食べましたが)10時には就寝。朝4時起床。私は何もしないのに朝はばっちり目が覚めてしまった。

今回私は応援ということで、みんなが走ってる間に荷物の番をしたり、スタート前の緊張をヒーリングでほぐしたり、途中の補給所で応援したり写真を撮ったり、、、、と裏方に徹する。また、43km、高低差1000m以上というマラソンより過酷なレースのため、万一のための救急セットなども持っていく。

最近の私はまーったく走らず、というか運動もしてないような状況だったので、みんながこんなレースに出ているということが信じられない!でも4月の青梅が終わった後からこのレースに挑戦するため試走しに行ったり、各自走り込んだりみんな頑張っている様子だった。
大会参加者は1000名以上。8割くらいが男子だったので、男女ほぼ同数で走った私たちはゴール後の会場では非常に目立っていたに違いない。大会関係者っぽい人からなぜかsoyjoy(シリアルバーみたいなやつ)をプレゼントされちゃったし。

朝から、カーボローディングでご飯を炊いて餃子も焼いて(笑)5時前には食べ終わる。午前7時スタートなので、2時間前までに食べておけばOKなのだ。スタート1時間くらい前になるとさすがにみんな少し緊張してきたみたいなので、女子だけだったが少しずつ頭を緩めてリラックスさせる。

トイレやなんやかんやとバタバタしていたらあっという間にスタート数分前。もうスタート地点にはすんごい行列ができていた。レースに出場するのは、HTRCに突如現れたウルトラマラソンランナー(しかも優勝とかしちゃう月間800kmとか走っちゃう人!)のらりおさんから、第1関門(制限時間4時間半)を自分的ゴールにしている女子(つい半年前まではまったく走ってなかった人)までいろいろ。私とほぼ同時期に走り始めた友人もエントリーしていて、自分が今全然走れていなく、しかも健康上も多少走ることに不安があるという状況に焦りと悲しみを感じるが、とにかく今はみんなを応援するのみ!

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2007年07月05日

●6月16日-2 長く濃い一日

母島といえば釣りとバードウォッチング、、、という話があるのかどうかは知らないが、父島と違って母島というのは人口も約400人(父島約2000人)観光客の数も、桁1つくらい違うんじゃないかというくらい静かな島だ。そして母島にまでやってくる人はだいたいが上記の2つがメインの人が多いのではなかろうか。

母島にはメグロというこの島にしかいない特別天然記念物の鳥がいるのだが、そういう鳥ならめったにいないのだろうと思いきや、この島に限ってはスズメの代わりにメグロが出るくらいポピュラーな鳥類だったりする。また、たまたま母島で上陸休憩しているときに思いっきりトレッキングの格好した外国人2人がいたので何しにきたん?と聞いてみたら、「ハトを見に来た」とのこと。この島にはこれまた天然記念物のアカガシラカラスバトという貴重な鳥がいるらしい。鳥にそれほど興味がない人にはふーんってな感じだが、好きな人にはたまらない島のようだ。

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カツオドリたちが休憩している岩

また鳥の話題ではクロアシアホウドリとコアホウドリはケータ島で繁殖していて、今後は絶滅が危惧されているアホウドリも繁殖しつつあるというニュースがあった。そうした海鳥のことも小笠原に来るまでは全く知らなかった。けれど船の上では海鳥の飛ぶ姿や狩りをする姿を見かけることが多く、カツオドリなんかはよく船と一緒に飛んでたりしてなんかとってもかわいらしい。

さて、イルカとさくっと泳いだあとは、母島のマグロ穴とよばれる洞窟で泳ぐことになった。ここは洞窟が途中で曲がっていて前方が暗くなっているところがちょっと冒険っぽい。私もここは初めて入るスポット、ちょっとドキドキする。ここも潮の流れにあわせて穴を通り抜けるような形で泳いでいく。

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ピース!

入るといましたいましたイソマグロ。数はそれほど多くないけれど、なかなか美しい。それに洞窟が暗くなっていて青のグラデーションがとても神秘的。もっとゆっくり泳ぎたかったけど、みんな流されるように船の方向に向かっていったのであわててついていく。

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入り口付近
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ブルーがきれいです。あ〜幸せ!

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2007年07月03日

●最近の毎日

小笠原への旅日記はまだ続きますが。。。
最近の出来事を備忘録的に記録に残しておこうと思う。小笠原から帰ってきて、なんだかバタバタと慌ただしく毎日が過ぎている感じ。

6/26 みみずんプール&ヨガ@新木場
フリーダイビングの日本記録をうちたて、友人でもあるみみずんこと平井美鈴選手が主催するプール練習。今回で5回目くらいかな?ドルフィンスイムをするにしても、基本のフィンキックが大切、ということで、小さいフィンを使った基礎練習や最近はトップ水泳選手の選手育成やリハビリ的運動で輝かしい実績を残しているアクアマックスの泳匠さんも参加して、水中でのインナーマッスル運動を指導していただいている。きっとそういう練習のおかげか小笠原では、エントリーしてからイルカに会うまでの時間がラクだった気がする。まだまだドルフィンキックはダメダメらしいんだが。。。練習あるのみだな〜
そして夜はヨーガ。彼女のヨーガはハタヨガであまり汗などはかかずに、こころとからだのバランスを整えるというもの。いつもシャバアサナ(屍のポーズ)で毎回私は本気の寝息を立てている(笑)

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最近の秋谷海岸

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