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2008年12月31日

●2008年を振り返ってみる(長文ですよん)

まだ半日残っているけれど、もう大晦日。
大掃除をしようと思っていたのに起きたのが既に昼前・・・。まだ普通に洗濯をして窓を拭いただけなのに、もう既にこうして現実逃避でPCに向かっている私(笑)せっかくなので夜書こうと思っていたブログを今書いてみることにする。

今年1年、まあことしも色々ありましたな〜としみじみ。はっきり言ってこの1年だけ、今現時点の状況だけを見ると「もひとつパッとしない結果の出ない1年だったな〜」という感想なのだけれども、それでも今年チャレンジしたあれこれは、目に見える結果こそ今はないけれど、確実に次につながる素晴らしい経験だったと思う。

本当に今年は自分がどこへ向かっているのか、どこへ向かいたいのかすらわからなくて、試行錯誤した1年だった。今もまだここに向かいたい!という明確な目標みたいなものは見つかっていないのだけれども、それでも今まで歩いてきた道をしっかり振り返って、そしてそれが間違ってなかったということを確認し、そして、今の続きをまた歩き続けていくと、きっとそのうち違う新しい展開が待っているんだな、ということがだんだんわかってきて、あまり不安に思わななくなったのは大きい。

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2008年12月24日

●本物に触れること

先日、たぶん初めて自分でチケットを取ってクラシックのコンサートに行ってきた。
クラシックといっても、非常にカジュアルに、クラシック音楽を気軽に楽しもう!というような形式をとったもので、タイトルが「世界まるごとクラシック」(大橋巨泉のクイズ番組を思い出す私は古いのか?)というもの。

なんで急にクラシックのコンサートに行ってみようと思ったか、その直接のきっかけは忘れてしまったけれど、ここ1年ほどクラシックのCDを買って聴いたりしていて、一度生のオーケストラを聴いてみたいなあと思っていたことは間違いない。今年の初めに特番をやっていた「のだめ」の影響も少なからずあるだろう。

高校時代、うちの高校はなぜか2学期の始業式が「音楽始業式」という名前で、全員がシンフォニーホールに集合して、始業式をクラシックコンサートで迎えるということをやっていた。
そこで初めてまともなオーケストラ(大フィルだったはず)の演奏を聴いて、途中寝たりしつつも(笑)でもやっぱりあれだけの人数で奏でるハーモニーというのはすごいのだなあと感動した記憶が残っている。

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2008年12月20日

●祝☆10km!

昨日のブログにジョギングのことを書いたらうれしいコメントをいただき、単純な私は「そうかな?じゃあ10kmホントに走ってみる?」と思い始めた。
ぐーぐるマップちゃんでうちから往復10kmだとどのあたりになるか調べてみると、だいたい芝崎あたりということがわかった。逆方向だとアップダウンが激しいしあまり面白みにも欠けるので、やはりここは、国道134号線富士山を拝みながらのRUNにしようと決めた。

いつもは長者が崎まで走っているので、そこから御用邸と三が岡を超えた分が+αという感じだ。そう思うと行けるかな?という気もする。この道は、ばななん的「The Best of Road ベスト10」にランキングされる景色最高の道だから、記念すべき初10km Runにはふさわしいルートだ。

午前中の仕事を終え、夕陽を狙って午後3時半過ぎに秋谷をスタート。いつもよりもさらにゆっくりめでほとんど歩いてるに近いようなスピードでのろのろ走り始める。BGMは波の音半分、昨日ダウンロードした音楽が耳半分。

最初の5分くらいは調子が出なくて、「あーこんな感じだとちゃんと走れるかなぁ」とか「右足がちょっと変な感じだな」とかいろいろ考えてしまうが、とりあえずもう走り始めてしまったので、絶対止まらないと決めてとにかく前に一歩足を出すことに意識を集中させる。

今日は12月とは思えない暖かさ。なのに富士山が昼間からくっきりと見えていて、こんな日はめずらしい。だいたい富士山が見える日は寒くて風が吹いてると相場は決まっているのに、今日は例外日なのだな。長者が崎で富士山が目の前に迫ってくる。すごい迫力だ。
いつもは折り返すバス停をそのままスルーし、未知のゾーンへ。県立美術館を抜け芝崎に入る。

走り始めて35分位だっただろうか。折り返し地点ではちょうど夕陽が落ちようとしていた。
森戸神社の鳥居も裕次郎灯台もオレンジ色に光っている。神々しい富士山。
防波堤で釣りをしながら夕陽を眺めている人もいた。

それらを横目で見ながらひたすらのろのろ走る。だんだん右足の付け根が痛い気がしてきた。ハムストリングのあたりも引きつられる感じがあるし・・・。

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カメラ持って走りたいくらいなんだけど、そうすると立ち止まってしまうからガマンガマン。

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2008年12月19日

●ご褒美!

まあ自分のサイトをリニューアルするんだから、それは仕事のうちだし、それを大げさにわーいわーいと騒いでもしょうがないと思う冷静な私もいるものの、それでもやっぱり何かが一応完成し、日の目を浴びるというのは気持ちがよいものだ。

というわけで、自分へひとつご褒美プレゼントすることにした。
それは、最近ようやくだいぶ習慣化してきたジョギングのお供、
Nike Sports MusicのコーチングMusicのitunesダウンロード!

以前 Improve your Endurance1 というのも買ってそれもお気に入りだったんだけど、それに続いて2枚目のダウンロードになる。

ipod nanoにはスポーツキットというのがあって、小さなレシーバーみたいなのをつけると、それが距離&速度計になるというスグレモノなのだ。それで音楽を聴きながら走っていると、途中で「5分経過」とか「3km経過」みたいなアナウンスをしてくれる。しかもImprove...なんて、コーチングつきで、音楽を聴いてると途中で「今から10分ゆっくり走ってそれから5分間心拍のmax80%で走れ!」みたいなアナウンスが入ってインターバルトレーニングまでやってくれるのだ。

ipod nanoがあれば3000円ぐらいでそんなハイテクなことができるなんてすごい時代になったものだ。今それに似たような感じでauとかが頑張ってアプリをつくったりしてるけど、電話より軽いし、お手軽なのがいい。しかも自分が走った記録をNike+のサイトで管理までしてくれる。すばらしい〜

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2008年12月18日

●もう終わったのに眠れぬ夜

やばい。今日の夜にそなえて19時頃に飲んだコナコーヒーが効きまくっている。全然眠くない。
リニューアル作業はある程度もう終了したのにな。
まあここのところ毎日午前3時とか4時までやってたからそういう体内時計になっちゃってるのかもしれないけれど、困ったな〜。もう寝てもいいのに(笑)

というわけで、仕方がないので少しこのリニューアルに関して思うことを書いてみたいと思う。

モアナブルーというサロンをオープンして3年。最初に作ってから今までに1回リニューアルをしている。それが2006年のこと。2007年はおかげさまで結構忙しく、あまりサイトの更新にまで手が回らないまま過ぎてしまった。
そしてその間に、わたしの施術はきっとすごく変化していったように思うのだ。

もちろん基本的にやっていることというのは当初からそれほど変わったわけではない。けれど、サロンに通ってくださるお客さまが、私を変化させてくれたように思う。
からだを変えていくことが、人を本当に変えるんだ。からだとこころは本当に繋がっているんだ、ということを目の前でまざまざと見せつけられた。

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●祝☆リニューアル!!

お待たせしました!
ちょっぴり日付が変わってしまったけれど、
なんとかモアナブルーのリニューアルが終了しました!!

クリニカルボディセラピーサロン モアナブルー

実はまだリンクがおかしいところとかがあって
修正ちょこちょこしてるんですが。

でも、5分遅れだったけどとりあえず全部アップできたし、
内容はもう、1日じゃ読み切れないほどあるはず!

おススメのコーナーはいっぱいあるんだけれど、
まあとりあえず、気になったところから読んでみてください。
予定よりも大幅にページ数もオーバー。
というよりいったい何ページあるんだろうか?

でもまだまだこれからがはじまり。
気を抜かずにまだまだアップし続けるぞーーー

2008年12月17日

●もうすぐリニューアル!

モアナブルーのサイトリニューアル日になった。
えーっと、まだ完成してません(笑)

でも、今日の夜にはとりあえずできているところだけでも新しくする予定。

なぜ12/17がリニューアル日って決めたのか、自分でもわからなかったんだけれども、リニューアルにあたって昔の写真などを見ていたら、「ああ、だからだったんだ」っていう理由がわかった。

2005年12月16日。
この日に私はハワイ島のマッサージスクールを卒業したのだ。

その少し前から日本とハワイをちょくちょく往復していたので、サロンをプレオープンしてからいうともう3年以上になるのだけれども、とにかく石の上にも3年、の3年間が昨日で終わった。(ハワイ時間だから正確には今日だね)

3年の月日は月並みな言い方だけど本当にあっというまだったな。
いいときも悪いときも、ほどほどのときもあって、近視眼的に見ると冴えないな〜と思うことも多かったけど、こうして3年振り返ってみると、わたし結構がんばったよな、なーんて思えたりして。

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昔の写真を使いまわし〜

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2008年12月13日

●ラストスパート、いや折り返し地点?

サロンのホームページのリニューアル作業が佳境に入ってきた。
今のところ来週、12月17日をリニューアル日と決めている。
もうその日には、どれだけ出来てなくてもとりあえず新しくすると決めたのだ。

なんでその日かは私にもわからないけれど、なんとなくこの日が浮かんだからというそれだけの理由。けれど、あとから思えば、ふーむなるほど・・そういう意味もあるかなと思われるいくつかの偶然もあったりする。

今日を入れて実質あと4日。ラストスパート!といいたいところだけれど、実際はまだ折り返し地点くらい。でも実はもしかしたらまだマラソンでいうところの15km通過ぐらいなのかもという気さえする。
というのも、文章とデザインを変更するリニューアルページはだいぶ完成に近づいてきたのだけれど、これから先に難しい仕事が待っているのだ。

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2008年12月04日

●最近の毎日と今後の仕事

最近、引きこもりかっていう位ずっと家にいることが多い。

もちろん仕事場(サロン)が家の中なので、ずっと遊んでばかりではないのだけれど、とにかくあまり外に出ない。近所を走ったりお散歩したりスーパーや野菜の無人販売所へお買い物に行ったりはしていて、だから厳密にいうと都会へ出ないってことなのかもしれないけれど(笑)それでも、とにかく家にいることがすごく心地よく感じるので、あまり出かけたいという欲求がなくなってきた。

以前日記に少し書いたけれど、少し前までは、こんなにいいところに住んでおきながら、たまの休みもクルマでどこかへ出かけたりして、とにかく意識が遠くに外へと向いていた。ときどき友人が訪ねてきたりすると、一緒に近所をまわったりして、そうすると「ああ、ホントにいいとこだな〜」なんて思うんだけれども、何故かひとりだと「今日はスーパー銭湯に行こうかな」とか「ホームセンターに行こう」「IKEAまでドライブだ!」「泳ぎに行こう」みたいな感じで、とにかく出かけることが主になっていた。

それが、部屋を片付けて、キレイにそうじして、そして部屋のエネルギーをクリアにすることを心がけるようになったからか、家の2階にある自室に滞在する時間が圧倒的に増えた。この部屋はすごくいい場所にあって、窓を開けると海も遠望できるし、その先には富士山も見えることがある。日当りもよくて、日中は暖房がほとんどいらない。

ここに引っ越してきて2年、いったい私は何をしてたんだろう??
今はこうしてここで、じっと自分の内面を見つめる時期なのかもしれない。11月初めから夢中になった編み物も、飽きもせず今も毎日じくじく編み続けている。既にマフラーはかぎ針で3本も編んでしまい、今は4本目で棒針に浮気中。100均で買った毛糸などを使えば、マフラーや帽子ひとつ2〜300円でできちゃうのが最高にうれしい。シュシュやらアクリルたわしなどの小物も合間につくって、ニット作家かよ!って位のペースだ。(そんなにうまくないですが)

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2008年12月03日

●マラソン応援話 その2

ゼッケンをつけた選手がプラカードの下に続々と集まってくる。すごい人の数になってきた。一般の部をいれると1000人近くの選手がいるんだもんなあ、、、。しかし幸い列はきっちりゼッケン順になっていたので、見つけられないということはなさそうだ。

あ、いた!遂にワカバさん発見。携帯電話を持ってくるのを忘れてしまったことをお詫びしつつ、でも会えたうれしさからふたりではしゃぐ。緊張もなく非常にリラックスできている。熱はあのあとも特に上がることもなく、メールしてからあとは夕飯もモリモリ食べられたようでなにより。さすがに緊張のせいか夜中数回目が覚めたりはしたそうだが、それでもとにかくスタートラインには立てるのだ!

もしかしたら、携帯忘れてきて、直前にしか会えなかったほうがよかったのかもしれないな、、、。いつもと違うマッサージとかされると、よけいに「これから大会本番なんだ、、、」と意識してしまってよけいな緊張を生むということもあるかもしれない、と思ったりした。

国際の部と一般の部でスタート時間が15分ほど違う。ほどなくして選手たちはぞろぞろと国立競技場のトラックへと向かっていった。これから私はワカバさんを沿道で応援するために、あちこち電車で追いかけることになっている。ダンナさまと合流し、スタートも見ずにまずは飯田橋へ。このあたりが5km地点だ。

最初の給水所があるところで、選手たちのスペシャルドリンクと水が置いてある。スペシャルドリンクは国際の部の特権で、みんな自分のがどれかわかりやすいように、持ち手をつけたりキラキラさせたりと工夫している。それでも見ていると取り損なう選手も結構いた。

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飯田橋に着いてすぐに先頭集団が走ってきた。はやっ!ほとんど全力疾走じゃないかというスピードだ。渋井選手を中心に数名のトップ集団、そのあと外国人選手中心の第2グループといったところだろうか。みんなも大きな声で声援を送っている。私はマラソンの沿道での応援って初めてだったのでいろいろなことが新鮮だ。テレビ中継もしているそんなマラソンに知っている人が出てるなんてやっぱりすごい。

今回ダンナさまと一緒にJRと地下鉄を駆使して選手を追いかけまくったわけだが、それにはものすごく緻密な計算が必要なのだとわかった。1、2カ所ならそこまでしなくてもいいのだろうが、今回最終的に応援したのはゴールを含めると6カ所!飯田橋、芝公園、立会川、御成門、水道橋、国立競技場(だったかな??)。それぞれだいたい何キロ地点というのがわかるのだが、そこにワカバさんが何時何分頃通過するかを、予想通過タイムをそれぞれラップをとって先に調べ、そこから乗り換え案内など駆使して、間に合う電車で向かうのだ。
都営地下鉄にあんなに乗りまくったのは初めて。suicaがなければ絶対乗り継ぎ不可能だったというようなところもあった。

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コースマップ(クリックで拡大)

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2008年12月01日

●マラソン応援話 その1

実は大会前日の夕方、大会に出る彼女からメールが来ていた。
「なんだかものすごくだるくて、熱を計ってみたら微熱があるんです。最近あまり測ってなかったけど・・・。とりあえず葛根湯飲んでみたんですがどうしたらいいでしょう?早く寝るべきでしょうか?」というような内容だった。

来たキタ〜と思った。これはもう緊張から来るストレス性のものにほぼ間違いない。メールの文面から緊張と焦りが伝わってくる。彼女は今まで大きな大会には出たことがないし、特に順位を争うわけでないと思っていても、目標タイムがあって、今まで常に自己ベストを出し続けている手前、やはり今回も、、、と意気込む気持ちはよくわかる。それに微力ながら私も1ヶ月間サポートしますと申し出ていることが余計なプレッシャーになってしまう可能性もある。

私はアスリート経験はないけれど、先日のフリーダイビングの世界選手権をはじめ、選手が緊張したらどうなるかの様々なパターンは目の当たりにしてきた。だから、ここは私の出番だ!と思ったのだ。

すぐにメールを返信した。「その熱は気のせいです。知恵熱みたいなものですから気にしないで。もしかしたら神様に「ホントにやる気あるの?」って試されてるのかもしれませんから、そんな脅しに負けないで(笑)とにかく普段通りにしてたらきっと明日にはケロッとしてるのではないでしょうか?あまり早く寝よう・・・なんて思っても気が急いてると逆に眠れませんからいつも通りのスケジュールでやりましょう!もちろん本当に眠くなったら寝たらいいと思いますが・・・。」という内容だ。

本当にここ一番というときの前日というのは、だいたいこういう予想しなかったことが起こる。
本人が緊張を自覚しているしていないに関わらず、何かが起こることは往々にしてあるのだ。メールにも書いたように、本当に神様が試してるんじゃないか?って思うことが時々ある。何故このタイミングで?なんで今これが起こる?というようなことが、大事なときに限って起こるのだ。(そんなことないですか??)

するとすぐに返事が戻ってきた。
「そうします!さすがセラピスト!ありがとうございます!」みたいな内容で、すっかり落ちついた様子だった。メールの返事が遅かったり、ネガティブな内容だったりしたら電話を入れようかなと思ったけれど、この文面を見て、「ああもう大丈夫だ」と安心して眠りについた。

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