ゼッケンをつけた選手がプラカードの下に続々と集まってくる。すごい人の数になってきた。一般の部をいれると1000人近くの選手がいるんだもんなあ、、、。しかし幸い列はきっちりゼッケン順になっていたので、見つけられないということはなさそうだ。
あ、いた!遂にワカバさん発見。携帯電話を持ってくるのを忘れてしまったことをお詫びしつつ、でも会えたうれしさからふたりではしゃぐ。緊張もなく非常にリラックスできている。熱はあのあとも特に上がることもなく、メールしてからあとは夕飯もモリモリ食べられたようでなにより。さすがに緊張のせいか夜中数回目が覚めたりはしたそうだが、それでもとにかくスタートラインには立てるのだ!
もしかしたら、携帯忘れてきて、直前にしか会えなかったほうがよかったのかもしれないな、、、。いつもと違うマッサージとかされると、よけいに「これから大会本番なんだ、、、」と意識してしまってよけいな緊張を生むということもあるかもしれない、と思ったりした。
国際の部と一般の部でスタート時間が15分ほど違う。ほどなくして選手たちはぞろぞろと国立競技場のトラックへと向かっていった。これから私はワカバさんを沿道で応援するために、あちこち電車で追いかけることになっている。ダンナさまと合流し、スタートも見ずにまずは飯田橋へ。このあたりが5km地点だ。
最初の給水所があるところで、選手たちのスペシャルドリンクと水が置いてある。スペシャルドリンクは国際の部の特権で、みんな自分のがどれかわかりやすいように、持ち手をつけたりキラキラさせたりと工夫している。それでも見ていると取り損なう選手も結構いた。
飯田橋に着いてすぐに先頭集団が走ってきた。はやっ!ほとんど全力疾走じゃないかというスピードだ。渋井選手を中心に数名のトップ集団、そのあと外国人選手中心の第2グループといったところだろうか。みんなも大きな声で声援を送っている。私はマラソンの沿道での応援って初めてだったのでいろいろなことが新鮮だ。テレビ中継もしているそんなマラソンに知っている人が出てるなんてやっぱりすごい。
今回ダンナさまと一緒にJRと地下鉄を駆使して選手を追いかけまくったわけだが、それにはものすごく緻密な計算が必要なのだとわかった。1、2カ所ならそこまでしなくてもいいのだろうが、今回最終的に応援したのはゴールを含めると6カ所!飯田橋、芝公園、立会川、御成門、水道橋、国立競技場(だったかな??)。それぞれだいたい何キロ地点というのがわかるのだが、そこにワカバさんが何時何分頃通過するかを、予想通過タイムをそれぞれラップをとって先に調べ、そこから乗り換え案内など駆使して、間に合う電車で向かうのだ。
都営地下鉄にあんなに乗りまくったのは初めて。suicaがなければ絶対乗り継ぎ不可能だったというようなところもあった。
コースマップ(クリックで拡大)