●銅メダル!そしてみみずんとの縁 〜エジプトよもやま話その7〜
そして次の日の1番手はわれらがみみずんこと平井選手。もうここは思い切り泳ぐしかない。これが最後の競技。
「脱臼した翌々日に63m潜った人が横に泳げないわけがない!正義が勝つんだ!ていうか、あなたもうメダル取るって決めてたから表彰式に出られるように旅程を変更したんでしょ!無意識ではもうわかってるんだよ!メダルは取れる!」とよく考えると意味不明の励ましをする私。
そして、彼女はさくっとメダルがかかってるこのプレッシャーがかかる大一番で、肩の痛みをごまかしながら(ドーピング検査があるので痛み止めも飲めないんですよ!!!)大会時自己ベストを記録!彼女は気合が入ると美人というよりは男前になるのでちょっとカッコいい。ビバ宝塚!(笑)みたいな・・・ほれぼれする。
とまあ、ちゃかしたくなるほどかっこ良く、素晴らしい泳ぎだった。そして、ラストを泳ぐ北濱選手もプレッシャーのかかる中、きちんと記録を出して、日本女子チームの銅メダルが確定したのだった。

表彰式
「本当に強くなったな・・・」何が彼女をここまで強くさせたんだろう?ヨーガの鍛錬?それとも別のなにか?
2年前の彼女は、ちょっとしたことでもビビって、他選手の動向や小さな出来事に気持ちが左右されることが多かった。私はその状況を少しでも和らげられるといいな、という気持ちもあって、もちろん世界選手権のコンディショニングサポートをする夢を叶えることが大きな理由ではあったけれど、けど、そんな友人としての気持ちもあって参加したのだ。
それが今回は、私のほうが体調を悪くしたりショックなことが続いたりして、彼女に助けられることがすごく多かった。私がこんな風にぐだぐだになってしまって、本当は私が彼女をサポートする側なのに、私はちゃんと彼女を今回支えることができているのだろうか?逆に余計な気を使わせてしまっていないか?とすごく自己嫌悪に陥って落ち込んで泣いてしまったときすらあった。けれど彼女は、そんな私を優しく慰めてくれた上で、この記録を打ち立てたのだ。
「ばななんがいなかったらこのメダルはなかった。一緒に取ったメダルだよ。」そう言ってくれた。

紅海からのぼる朝日






























