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2008年05月06日

●ブラボーTravell

トラベルと言っても旅行じゃないんですね。著者の名前なのです。
ハワイ島マッサージ学校時代、ものすごくお世話になった辞書以上に分厚い2冊組の本。
トリガーポイント&筋筋膜療法の権威、ケネディ元アメリカ大統領の腰痛を治したというので有名な先生が書いた超大作。英語なんだけど、イラストがわかりやすく、慣れれば内容もわかりやすく、これを全部読めば絶対筋肉の専門家になれる!というすごい本であります。

Travell & Simons' Myofascial Pain and Dysfunction: The Trigger Point Manual : Upper Half of BodyTravell & Simons' Myofascial Pain and Dysfunction: The Trigger Point Manual : Upper Half of Body
David G. Simons Janet G. Travell Lois S. Simons

Williams & Wilkins 1998-10
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アマゾンには何でも売ってるね〜↑
値段もアメリカで買ったのと大して変わらない。学校時代、これを読んでくるのが宿題のひとつだったけど、なかなかできなかったな。ひとつの筋肉の説明に30ページ以上びっちり細かい字で費やしている。マッサージセラピストにはできない、神経ブロック注射の位置ややり方まで書いてある超がつくほどの医学系専門書。

でも読み出すと結構面白くて、ストレッチの仕方やケアの仕方などもしっかり載っていて、読めば読むほど「ほほう〜」と思うことばかりの素晴らしい本。

何故今唐突にそんな話題かというと、たまたま今、座骨神経痛チックな痛みが左臀部にあって、ハムストリングスあたりにも強い張りと凝りがあるので、「これはいったい何が原因か?」というのを考え、久しぶりにこの本を開けて見ていたら、原因と対処法がだいぶわかってきたので、やっぱりこの本はスゲーよ!というのがどうしても言いたくなって書いてみたというわけなのであります。

ちなみに、私の太もも裏の痛みは、当初の予想通り、梨状筋の絞扼とハムストリング(特に外側、大腿二頭筋)の張りが原因のよう。梨状筋というのは坐骨神経がその間または下を通っているので、この筋肉が張っていると、坐骨神経に当たってそれが下腿のほうまで伝わってしまうというわけ。お尻の外側が痛い人は間違いなく梨状筋(下側)と中殿筋(上側)が張っていると思われます。

ちなみに、梨状筋症候群という症状の説明では、こんなことも書かれています。(敢えて原文のままにします(笑)興味がある人は訳してみてね。えらいこっちゃ〜みんな気をつけて☆)

In addition, the patient may complain of swelling in the painful limb and of sexual dysfunction, dyspareunia in females, and impotence in males.

コメント

ばななんさま
まさにこの症状なんですが私・・・。ずっと右尻は痛かったけど、最近左尻まで痛くてねぇ。
やっぱり近いうちに診てもらいにいきます。えらいこっちゃ~にならないうちに。

>ueさま

あららら。それはそれはお気の毒さまです、、、。
とにかくご自身でケアするのはストレッチが一番なんですが、普段はなかなか伸ばせない箇所なんですよね。

http://www.geocities.jp/buna884/rizyoukin.html
↑たまたま見つけた手作り感あふれるページ

http://homepage2.nifty.com/yokido/5.taiso/3youtuu.htm
↑これは太もも裏のストレッチ。わりとわかりやすい

これらのストレッチをやってみてくださいね☆
もちろんモアナブルーへのお越しも大歓迎ですよん。

夫がまさに、坐骨神経痛みたいになっているの!
なんてタイムリー!

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