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2009年11月17日

●ピアノレッスン

夏の間は海やらなんやらで気持ちがやはり外向きになっていたのだけれど、秋、そして冬が近づくと、インドアなことに興味が移ってくるのはたぶん自然なことなのだろう。

今年の春に電子ピアノを買った。ここ数年欲しいなと思いつつ買うのは迷いに迷ってたんだけど、最終的にはえいっと勢いで突っ走った。2ヶ月くらいはずっと毎日練習してたんだけど、7月後半あたりから、旅行に行ったりなんだかんだであっという間に月日が過ぎ・・・。

せっかく買ったんだから、これからも長くつきあいたい。でもやっぱり単独で練習して弾き続けてモチベーションを保つのは難しいなあ、なにかきっかけがあればなって思ったりもしていた。最初からレッスンに通うことも検討したんだけど、まあまだそこまでは・・・と思って保留にしていたのだった。

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そんな状態が急展開した今週。たまたま3年以上ぶりに連絡をとりあった友達と久しぶりに会った。彼女は鎌倉でピアノの先生をしていて、ピアノを買ったときにも連絡しようかどうか迷ったんだけど、確か子供のレッスンしかしてないようなイメージがあったので、なんとなくそのままになっていたのだった。

彼女に会って、話をしてみて、私が希望するレッスンスタイルでやってもらえることがわかった。やっぱり大人は忙しいから週に1回とかレッスンに行くのは相当厳しい。でも彼女はそんな事情もわかってるから一回一回のレッスンフィーを取ることにしているみたいで、ときどき見てもらってピアノに対するモチベーションを保ちたい私にはいいなと思ったのだ。

それにレッスン室のピアノはグランドピアノだっていうのも大きい。やっぱり響きが全然違うから、下手でもなんでも弾いてると気持ちがいい。もちろん友人の性格、キャラクター、信念、みたいなものも大好きだ。もう何年も会ってなかったし、そもそもそんなにものすごく仲がよいわけでもないし、同い年ながらお互いの環境は全然違うのだけれど、会えばいつも何か共鳴するものを感じる大切な友人のひとりだ。

ときどき勉強会と称して、大人のレッスン生が集まって弾きあう会もあるらしく、みんなそれに向けて曲を仕上げていくらしい。確かに誰かに聴かせるってなると、すごい練習するもんね。
いろんなピアノの楽譜が(当たり前だけど)レッスン室にはあって、すごい興奮した。先生には手のカタチがしっかりしてると褒められた☆けど、こういうのって性格が出るから、「全体的に肩の力が入り過ぎ。力んでる。前のめり」と指摘される。orz

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でもまた何か新しい扉が開いたようでとてもうれしい。早速もらった楽譜で新しい曲も少しだけ練習してみたりして。大人になってから新しいことをすると、だんだん少しずつでも上達していく過程が楽しいなと思える。弾けなかった曲がだんだんカタチになってくる。楽譜を見なくても弾けるようになる、だんだん強弱がつけられるようになる、、、。まだまだ簡単な短い曲しか弾けないけど、でもやっぱり楽しい!

第九の練習もそろそろ佳境。舞台に立って暗譜で歌う練習が始まった。まだ私は半分くらいしか歌えない・・・。ちゃんと真面目に歌詞を覚えないとそろそろヤバいかも。今までは公募で募った第九専用アマチュア合唱団員のみで練習していたのだけれど、今週末からは通常の合唱団の方と400人規模での練習が始まる。練習で歌ってるときは必死だけれど、それでもときどき全パートが揃って歌ってるときにぞくっとするほどのパワーを感じる。これからはそれがもっともっと”芸術”の域に入っていくのだろうなと思うと、自分のことはさておきとっても楽しみだ。

本番は12月6日。もう立ち見席しか残っていないほど毎回盛況なコンサートらしい。(確かわたしも去年聴こうと思ったら売り切れてた)横須賀発のアマチュアの交響楽団と合唱団ながら、指揮は世界的にも有名な秋山和慶先生。こんな機会は滅多にない。きっと本番はあっという間に終わってしまうだろうけど、倒れない程度に燃え尽きたいと思う。

今年はそんなわけで妙にクラシックづいている。やっぱり音楽っていうのはいいね!音楽だけじゃなくて、一見ムダっぽいようなこと、アートや遊びっていうものにこそ、人生の喜びが隠されているような気もする。ピアノもこれからまた楽しむぞー☆

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コメント

すてきだねえ
自分を大切にしているばななんちゃんはいいねーといつも思うよ 写真もきれい

>まさみさま
ありがとうございます☆
自分を大切に、、、どうかな?してるのかな?
まあ毎日必死なだけですけどね(笑)
今回の写真はみんなハワイ島で撮影したものです。

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