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2008年11月26日

●東京国際女子マラソン

先日、といってももう10日位前になってしまったけれど、第30回東京国際女子マラソンが都内で行われた。実はこのマラソン大会は今回が最後となる。東京マラソンが3年前から始まって、それとの関連などもあるそうだが、とにかくこのマラソン大会はエリート大会で、制限時間がハンパない(3時間30分以内で応募資格あり)。

そのすごいマラソン大会に、なんとサロンのお客さまが出場されることになったのだ。
半年ほど前に「最近マラソンを頑張っている」という話は聞いていたのだけれど、そのときは確かフルマラソンの自己ベスト4時間弱といったところだっただろうか。マラソン自体もまだ3〜4回しか走っていない状態で、でもハーフだとわりといいタイムで行けるので、この最後の東京国際女子マラソンに向けて体をつくっていきたいと相談されたのだった。

そして夏、北海道マラソンで自己ベストをかなり更新して3時間20分台でゴールし、無事この大会にエントリーすることができたのだった。

テレビ中継もされるマラソンだけれども、このマラソンは2部に分かれていて、ひとつは国際の部といって12時ジャストにスタートする人たち、あとは時差スタートする一般の部という風に分かれている。国際の部の制限タイムは3時間15分。ほとんどサブスリーですね・・・。

サブスリーなんて、もう毎日のように走り込んでる企業の陸上部の人とかしかいないんじゃないかと勝手に思っていたので、そのお客さま(ふつーの企業に勤める一般市民ランナーです)がそんなすごいタイムを出せることは相当難しいんじゃないかな、と実は思っていた。

けれども、体を1年以上に渡って定期的にメンテナンスさせてもらう中で、どんどん彼女のからだの歪みも取れてきたし、バランスがよくなって、そして走り込みをしっかりしてきたせいで、最後のほうはいい筋肉がついて、練習を重ねても故障もなく、直前に久米島のハーフマラソンでも2位に入賞したりして、いい状態で大会当日を迎えることができたのだった。

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当たり前だけど女子ばっかり


なので、そのガンバリに感動した私は、1ヶ月位前から彼女を少しではあるけれどサポートさせてもらうことにした。当日もできればマッサージなどのケアもできればいいなと思ったのだ。

アスリートというのは、単にすごい記録を持つ人というのではなくて、自分の限界に挑戦しようとする人なのだとそのときに思ったのだ。そういう人を見ると私はやっぱり応援したくなるみたいだ。もしそれで、その人の可能性がもっと広がって、そしてその人がもつ最大能力が本番で発揮されるのをお手伝いできることは本当に幸せなことだと思うのだ。

もちろん練習以上のものは出ない。だから本人の努力がなによりも大切だ。けれども、それ以外に緊張してナーバスになったりして、本番で自分の持つ力が発揮できないのは悔しいし、でもそれが大きな大会になればなるほど重要なことだったりする。

というわけで、当日東京国際女子マラソンの応援に喜び勇んで出かけたのであった。

(なんか前置きだけで長くなったので今日はここまで!(笑))

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