●一流のセラピスト
友人の日本新記録を目の当たりにして、彼女が積んできたトレーニングの凄さに改めてすごいと思った。みみずんこと平井選手のフリーダイビング競技歴はたった3年、数年前は小笠原でライフジャケットをつけて海に浮かんでいたとはまったくもって信じられない。
初めて会った頃はまだ競技を始めたばかりで、「泳げないからプールトレーニングを始めたんだけど、全然楽しくない、つらい」って言っていたことを思い出す。でもそういいながらトレーニングを続けたからこそ、今日の彼女があるのだ。
彼女がそうやってその後もトレーニングに励んでいるとき、私はハワイ島でマッサージ学校の留学生活を送っていた。休みの日にはイルカと泳げちゃうかも?なんて気持ちで選んだその島はまた、フリーダイビングのトレーニングにも最適なビーチがあって各国の選手たちがトレーニングにやってくる場所でもあった。
あの蒼い海の中に少しでも長くいたい、そういう気持ちになるのはすごくよくわかる。海の中、水深数メートル潜って自分のまわりが全部青いものにやさしく包み込まれているとき、マッサージで深いリラックス状態になっているときにも似たなんともいえない素晴らしい気持ちになるのだ。光が青に反射して、海の底から光がのぼってくるようにみえて、自分のまわりが光に包まれて宇宙遊泳ってこんな気持ちなのかな?といつも思う。

小笠原のハシナガイルカ
スポーツ競技だけじゃないかもしれないけど、向上心というのはどんなものでも必要で、特に記録を目指す人というのは「負けたくない」とか「一番が一番!」そのためには努力を惜しまない人だと思う。
そういう意味では私はまったくもって根性なしなので、厳しいトレーニングとかもう全然ダメ、ま、とりあえずこんなもんでいっか~的なザ・三日坊主さんである。 なのでそういう厳しさを持つ人というのは本当に心の底から尊敬する。
けれど、そんな私でもやっぱり自分なりの基準というものはあって、マッサージを学ぶことに関してはそれなりに努力もし今ももっと素晴らしいセラピストになりたいと思っている。日本一とか世界一とか誰かに決めてもらうものではないけれど、トリートメントを受けていただく方にとってのナンバーワンでありオンリーワンになりたい。一流のセラピストとして一段高いところで勝負したい、と思う。
ハワイ島の学校で習ったことすべてを自分のものにしたわけじゃないし、学校で習ったことが全てでももちろんない。まだまだ知識や経験が必要だ。ついつい自分の持ちネタ?だけでトリートメントしがちだけれど、忘れてしまいがちなテクニックを復習したり、解剖学の知識を身につけてもっと自分のものにできるとまたトリートメントが変わってくるだろう。
でも、それよりもなによりも自分のからだとこころのコンディションをいかに保っていられるか、というのが一流でいられるかどうかの試金石かもしれない。
パッと奇跡のように一度だけ素晴らしいセラピーができたとしてもそれは単なる偶然でしかなく、いかにいつも自分をニュートラルな状態にして、グラウンディング(地に足をつけること)できているか、ということがとても大切だ。
こころとからだは本当に密接につながっている。からだの状態をみれば、こころの状態もわかってしまうほどだ。
そんな風に自分を見つめなおすと、私は今こころが(からだもってことだが)「なまってる」。まだまだ甘い。世界を戦う選手のからだと一緒にしちゃいかんのだけど(笑)、それでもそのからだには意味がある。からだからのメッセージをまずは自分が聞かないといけないんだ。おそらく今の私はいろんな問題点を「見たくないから見ないふりしてる」んだろう。そうやって人は問題点を先送りしてやり過ごす。
だけど、そろそろやり過ごしてきたものたちを直視しなくちゃいけないときがきたみたいだ。それが私にとって必要なことなら目をそらしちゃいけない。もっと素晴らしい人生を生きるために課された課題。
来年は今までなかなかできなかったことにチャレンジしてみよう。もっと素晴らしいセラピストになるために。
みみずんが私に送ってくれた言葉を胸に刻んで。
「ばななんの今進もうとしている道は日本ではまだ知られていなくて決して平坦じゃなくて草もいっぱい生えてて進むのも大変かもしれないけど、自分の道を信じて着実に歩いていけば、気がついたらうしろにいっぱい人がついてきてるから、迷わず進んでいけばいい。ばななんのセラピーは本物だから必ずついてくる人がたくさん現れるよ」



コメント
写真を見て「シェンタリングスカイ」という言葉が浮かびました。
シェンタリングスカイ・・・空が守っている。。。
ばななんさんならきっとできる。
と私は思います。
Posted by: NON | 2006年12月19日 09:40
みみずんの言葉、ほんとに素敵だね。
ばななんにとってセラピストというお仕事は、多分天職で、きっと「お役目」なのだと思います。
先日受けたワークショップでコルテさんが言ってた言葉、おすそわけしますわ。
「自分が抱えている問題と同じ問題を抱えたクライアントさんがやってくるものだから、クライアントさんを癒すとき、セラピストも一緒に癒されている。セラピストはむしろ、クライアントさんに感謝しなければならない。」
Posted by: ともみ | 2006年12月19日 11:04
頑張って行こうぜ!!
Posted by: 河童童子 | 2006年12月19日 22:20
>NONさま
写真はたまたまPCに保存されていた2003年に行った小笠原、父島のものです。ブログに写真を載せるときは、今まで撮りためたものからランダムに選んでいるのですが、この写真がたまたま出てきて、なんか今の気分にも似ているなと思って選びました。
シェンタリングスカイ、、、観てないよ(笑)
なんだか観てみたくなりました。
これからも長い道のりですが、あきらめず着々とがんばりたいと思います。
コメントありがとうございます!NONさんとの出会いも今年うれしかったことのひとつです。
今後もなにとぞよろしくお願いします。
>ともみさま
素敵な言葉のシェア、ありがとう。
ホントそうなんだよね、来てくださるお客さまは、わざわざたくさんのサロンの中からうちを選んで来てくださってるわけで、それだけでも多大なるご縁だけれど、トリートメントすることで自分も癒されるっていうのはよくわかる。
そうそう、フラワーエッセンスもあれから毎日飲んでるよ(遅いってか?笑)
なんとなくそのせいか、勘が鋭い気がします。やる気も出るしうれしい限り。
>河童童子さま
押忍!!
Posted by: ばななん | 2006年12月20日 18:09
ど~も、さんご~る(ゆき)です。
ばななん、いっつも、マッサージに没頭してたもんなぁって思い出しました。
ほんとマッサージって奥が深いよね。長い経験があってもイマイチの人もいるし、生徒でもうまい人もいるしね。センスももちろんだけど、向上心って大事だよね。
今度日本に帰ったら。エクスチェンジ大会しようね~。楽しみに待ってるよ~!
Posted by: おひさ~ | 2006年12月21日 10:19