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2007年03月26日

●力を貯めて・・・

ここのところ週末よりも平日のほうがお客さまが多い日々が続いている。なんでかしら? いつもは土日はあまり遊びの予定も入れられないけど、この週末はぽっかり空いた。で、いくつか楽しいイベントのお誘いもあったので行こうかなーと思っていた。

が、何故かなーーんにもやる気がしない。力が出ない。どこにも出ていきたくない。家から出ないと誰とも話をしない。寂しいなあと思うのに自分から進んで行動を起こさずキャンセルしてしまう。
いったいこれはなんなのだろう?

akiya_sky.jpg

それほど疲れが貯まっていたわけでもないと思う。けどなんかダメだった。家の中でひたすらテレビを見たり本を読んだり。夜中に”地震が来る?”っていうわりとリアルな妄想をして怖くなって寝たら、起きたら能登半島で地震が起こっていてびっくりしたり。
だけど、なーんとなく本能のところで、「今のうちにゆっくりしとけ」って言われているような気もするのだ。根拠は全然ないのだけれど・・・。

というわけで、2日間引きこもりだったので天気も回復した今日は汗をかくべく久しぶりにカブでお出かけして軽く海辺をウォーキング&ジョギングした。その後スーパー銭湯&岩盤浴でまた汗を出しまくり。これでいらない老廃物は出て行ってくれたかしら??

3月は内面での変化がいろいろあった月だった。過渡期というのだろうか、古い自分を抜け出して、新しい行動パターン、新しい自分になるためのプロセスなのか、心があまり安定せず古い自分に戻ってしまったりする。「揺り戻し」現象みたいなものが出ているのかな?「こうありたい」と思う理想像と、それに抗う今までの行動パターン。

何か新しいことを始めて、それが定着するまでには時間がかかるのだそうだ。それは神経回路の問題とも密接に関わっていて、神経というのは今まで流れていた川のような流れに沿って走る傾向があって、それを切り替えるためには、ある程度の時間をかけて新しい道へ誘導していく必要がある。
つまり、川の流れをせき止めて左に流れていた水路を右方向にするために、堰や新しい水路が必要なように、人間の神経というのもいったん流れてしまっているものを新たな回路にするためには、ある程度の訓練が必要なのだ。

例えば、痛み というもの。これはなんらかの外的(もしくは内的)な障害、頭を打ったとかこけたとかそういうことがあって、その障害が原因で神経が刺激され、痛みとなって認識される。また、それが原因で、普通なら膝を90度曲げられるところを、腫れが原因で65度しか曲げられなくなってしまったとする。
痛みが治まり、さあ膝を曲げますよとなったとき、もう大丈夫だから90度にぐぐっと曲げられるか、というと実はそうではないらしい。先の神経が60度以降は痛いっていう信号に切り替わっているため、本来なら90度まで復活するはずの関節可動域が戻ってこないことがよくある。

それをNMSR(神経筋ストレッチリリース)という方法やPR(ポジショナルリリース:別名ストレインカウンターストレイン)といった方法でその可動域を戻してあげようというこの技術、実はモアナブルーのトリートメントでも使うことがある。こういった施術で神経の再教育をしてあげるのだ。
その効果たるや絶大で「あれ?こんなに肩上がったっけ?」てな感じでお客さまがビックリされることも多い。

fuji_march.jpg

話を戻すと、なにか新しいことをするときっていうのは、この神経の動きの考え方が応用できるのではないかと思っている。ある程度流れが変わるまでは、かなりの労力を必要とするのだ。「習慣」とか「癖」にまで持っていくためには、それが定着するまでは、努力が必要だ。だましだまし、おっかなびっくり、とにかくあきらめずにやることが重要なんだと思う。

自分が持っているこういうところを変えたいって思って何度もチャレンジしているけれど、毎回挫折している。でも、きっと少しずつ少しずつ変わってきつつあると信じたい。
ときどきぐったり疲れちゃうかもしれないけど、力を貯めて、次のジャンプに備えよう。
もうすぐ4月、新学期。桜が咲き、春がやってくる。

コメント


 「新しい時の始まりの予感」って 写真ですね

 そんな写真を 河童も撮りたい
つい 受け狙いの物になる・・・・・
大阪人の悲しい性???
 アハハハ

>河童童子さま

写真は無意識に選んで特にこのテーマとは関係ないつもりだったのですがそうみえますか?
自宅から海に向かう坂道を下っていたときに
ふと上を見上げた空がきれいだったので撮影しました。

>受け狙い
まあ、大阪人ならそれは基本的にもう本能みたいな
もんですから(笑)しゃーないんちゃいますかあ?

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