« 早起きする人になるために・・・ | メイン | 春の嵐 »

2008年03月13日

●早起きさんへのイバラ道 

なかなか早起きできない私であるが、その原因は何なのかを考えてみた。

1 夜寝るのが遅い。
当たり前だが夜遅く寝て朝早く起きるのは夜早く寝るよりも難しい。つまり純粋な睡眠時間の問題。
で、何故夜寝るのが遅くなるかというと、ひとつは夕食を遅く食べる習慣がついていることと、夜のほうが仕事がはかどる気がしているので(実際はそんなことないのだが)起きていたほうが充実している「気がする」こと。

それともうひとつが昨日のブログにも書いたけど以下のような理由を思いついたのだ。

2 からだが睡眠を要求している。
慣れの問題もあるのかもしれないが、1日10時間寝ないと疲れが取れない人もいれば、5時間あれば充分という人もいる。その差はいったい何なのだろう?と考えた。本当に慣れだけの問題なのだろうか?

そう考えたときに、寝ているときにではいったい身体は何をしているのだろうと思い至った。基本的に睡眠という行為は「心身の休息、記憶の再構成」をしているとされる。そう、休息。精神的な疲れを取りたいときも、とりあえず寝ようかなとなることも多いし、肉体的につかれたときは眠くて仕方がなくなることだってある。
でも、そうでもないごく普通のときにも寝る時間が多いというのは、結局何かの原因で身体に負担がかかっているからそれを回復させるために眠いんじゃないだろうかと思ったのだった。

で、その原因のひとつが、もしかしたら食べ物にあるんじゃないか??と。
胃腸に負担がかかる高タンパクの肉、魚類、大量の炭水化物。肉は胃酸を使い、炭水化物は別の消化酵素を使うので、同時に食べると胃腸に非常に負担がかかるというのを知って、「ん〜もしやこれか??」と。

まずは百聞は一体験にしかず(造語)ということで、やってみることにした。昼食に野菜中心のおかずと炭水化物を食べて、夜は早めに食べて量を減らす。そして朝食は果物とフレッシュなジュースにして水を大量に飲むのが一番人間の消化活動の負担が少ないまま必要な栄養素がとれて、エネルギッシュになると聞いたから。

honu01.jpg
やれる?やめる?

で、約2週間やってみての途中経過。
んーーー今のところ(^^; 勝率5割といったところでしょうか。

早起きするために工夫したその他のことは、まず目覚ましの方法を変えたこと。
6時20分に携帯から着うたゲットした超前向きソング「はじまりのうた」byスキマスイッチの片割れを流す。
そしてそれが終わる頃におもむろにNHK教育の「テレビ体操」が大音量で始まる。
無理矢理起きて一緒に体操したらいくら何でも起きるだろう、、、という魂胆である。
そしてその勢いのままジョギングに出発!すれば最高。

これだけやっても、起きたら9時って日もある(がっくし)
そういう日はあの大音量のラジオ体操も全く気付かずぐーすか寝ている。早起きできなかった日を考えると、夜寝るのが遅かったというのと、やっぱり前日の夜に少しだけ肉類を食べたりしているかな、、、という気もする。が、そこのところの因果関係はまだ解明されてはいない。

けれども、勝率5割だとしても、今までの私は早起き率0.2割くらいだったことを考えれば相当改善していることは間違いない。夜、寝るのがもったいないとは思わなくなったし、暇つぶしとか手っ取り早い快楽の手段としての食事、おやつの量が著しく減った。ついでにカフェインも抜いてるので、スタバに行ったり自販機でドリンク買ったりしなくなったので節約にもなっている。おそらく体重もこの生活を続けていれば自ずと減っていくだろう。

少しずつだけれども、確実に食事と睡眠のサイクルが変わりはじめている。

おそらく一番大きな変化は、「早起きしたいな〜」ぐらいだったのが「早起きしないとまずい」「朝早く起きたら人生が変わるはずだ」という明確な意志でもって改善しようとしていることなんだろう。
からだを扱う仕事をしている人間として、やはり「病気じゃない」というレベルで生きるよりは、イキイキと健やかに毎日を幸せにバイタリティ溢れるようなそんなレベルで生きていく必要がある、そのためにはやっぱりこの課題はクリアしておきたいものなのだ。

そしてその毎日の小さな課題クリアがうれしくて、ストレスをあんまり感じなくなり、食べることで解消しなくても満足できるようになっている。もちろん美味しいものを食べるのは大好きだけれども、食べるという手段以外にも「充実感」というツールがあって、それは食べることと同じ位楽しくて美味しいものだったのだ。

まだまだジョギングも走り続けることが出来なくて、すぐにぜーはー言って止まってしまうヘタレちゃんですが、少しずつ走る距離が伸びてきているし、なんせこれに関しては4月6日にトレイルランのレースに申し込んでしまった手前、まともに走れるようにならないと自分がヤバいので、とにかくやるしかないのであった。ギャボーー☆

hawaii_flower01.jpg

コメントする