ボディセラピストの毎日

こんなにいい作品だと思わずに途中から見てしまったので録画できてないのが惜しい！けれど今度上記のコレクターズエディションが発売されるようなので、またDVDで見たいなと思う。もっと大きなスクリーンで見られたら最高だろう。
いろいろ見どころはあったのだが、私はその中でもやっぱりペンギンがよかった。＜渡り鳥じゃないやんという突っ込みはなしね　
画面を見ながら「ぎゃー」とか「萌へ〜♪」とかうるさく叫ぶ私（笑）

今度ペンギンものの映画も見てみようっと。そしていつか生で見てみたい。水族館じゃなくて野生のやつを。イルカもそうだけど、やっぱり野生の姿で野生のままを見るのはものすごい経験だと思う。知り合いの方がアフリカ、ケニアで野生動物をたんまり見てきたそうだけど、やっぱりそこでも「きりんがライオンが、普通にいる」ことの衝撃があったという。保護区だから当たり前だけど、それでもやっぱり見ると見ないのでは全然違うと言っていた。そりゃそーだろうなあ、、、。

そんな余韻のまま、旅人となったサッカー選手中田英寿の番組を後半30分だけ見た。
好奇心の赴くままに、「これってこういう報道されてるけど、実際のところどうなの？」という目線で動き続けた２年間。番組を見るまでは正直あまり関心がなかったのだけれども、この「実際どうなの？」って言って行ってみる素直さが素晴らしいと思った。

渡り鳥たちは、毎日をただ生きている。人生？鳥生？の意味を考えることもなく、何故長距離を渡るのかなんて考えもせず。淡々と子孫繁栄のためとも思わず生きることに意味がある。
NAKATAのドキュメンタリーで映し出された映像でも、発展途上国といわれる国の姿が映し出された。けれども、そこでの彼らは「貧困とはなにか」を考えて生きてるわけじゃなくて、ただ毎日を生きている。子供たちはたくましく、笑顔で彼の側を離れようとはしない。

結局のところ、幸せって自分の内側にしかないし、自分をとりまく環境がいくらまわりから見て恵まれていても「不幸だ」と思って死んでいく人もたくさんいる。逆にまわりからみてどう考えても環境がイケてないやろっていう人（例えば空き缶でできた家に一家６人で住むとか）でも、最大限美しく整え、笑顔いっぱいで毎日を生きてる人たちもいる。

今の自分ができることっていうのは、まず自分の生活を美しいものにするということ。そして、好奇心をたくさん持って、ちまたに溢れる情報がが本当かどうか確かめるべく実際に行動することだなって改めて気づかされた。

最近、以前ほど旅心が湧かないなって思っていて、それは今ここに落ち着いてるからって思ってたけれど、もしそれが好奇心の衰えなんだとしたら、それは由々しき事態だ。もちろん世界中を旅したところで、本当に大切なものは自分の家の前の草花たちだったということもあり得る。旅が全てではない。けれども、実際にこの目で見て感じたことというのは本当に強烈な印象を残すのだ。
こないだの四川省の地震もそうだけれども、身近であるということが強力な想像力を生む。アフリカの内戦が、、、というニュースは、行ったことがあるかどうかで自分の中の大きさが変わる。
海の中が汚れているというニュースと、自分が実際に行って「サンゴが前より減ってる、、、」と実感するのも大きな違いだ。

そんなことを思った今日のテレビでした。