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2008年09月22日

●何から書いていいのやら。〜エジプトよもやま話その1〜

エジプトから帰国して6日。帰国早々チームメンバーや応援してくれたフリーダイビング関係者を交えてのお疲れさま会もひらかれ、日本女子チームの銅メダルをみんなで祝福しあったり、みんなの写真やビデオを見たり。なんだかその映像を見ていると、自分たちがついこないだそこで経験した出来事なのに、もうはるか彼方夢のような出来事だったような気もしてくる。

異国の地での真夏の夢。

悪夢かと思うようなアクシデントもあったし、ものすごく楽しく充実した時間もあった。そのどちらもが今の自分にとって必要な経験だったと思うし、もっとずっと後から振り返ったときには、美しい思い出としてきっと忘れられないものになっているのだろう。

8月中は大会前のトレーニングで、ひたすらのんびり&海トレーニングに励んだ。ホテルの前にある海岸から少し泳いだだけでいきなり100mがつんと落ち込んでいるスーパーポイント。

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そんな場所なのに、まだフリーダイビングそのものに慣れていない私は、ウエットスーツ着てマスクつけて水面に浮いてるだけでいっぱいいっぱい。ある日なんて妙に緊張してしまって、潜ってから5秒ぐらいでいきなり息苦しくなったり!して。とにかくみみずんやMegさんの邪魔にならないように水面でカウントダウンしたり、撮影したりと精一杯のサポートをした。

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プールで毎日スタティックの練習して、終わったらみんなでプールサイドでパンとジュースの軽いランチを食べたりするのがとても楽しかった。みんなヒマだから、各国チームが集まって水中組み体操みたいなことをやりはじめたり。

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開会式が始まってからは、あっという間に時間が過ぎていった。
コンスタント(海での深度競技)が2日間。その直前、同室のみみずんに肩の亜脱臼というアクシデント発生。私は別の選手をトリートメントしていて気づくのが遅れてしまい、もっと早くにケアしていたら、、、とすごく申し訳ない気持ちになった。

脱臼そのものはすぐに戻ったのだけれども、やはりその後というのはかなり痛い。何故こんなときに、、、と本人が一番つらかっただろうに、そこからの彼女の精神力はすごかった。
とにかく痛みと自分を切り離す作業をずっとしていた。痛いとかつらいとか思っていても仕方がない、受け入れるしかないと言い続け、ストリームライン(手を上方に上げる)をつくるのもキツいほどだったのに、とにかく何があってもここまではイケるだろうという深度、63mを申告、無事タグを取って帰って来られたときは、本当に本当にホッとした。

そこで今年の彼女のとてつもない強さを感じ取ったのだった。2年前の世界大会では、いろいろな外部環境の変化をまともに受け止めてしまい、ストレスでいっぱいいっぱいだったことがウソみたいだ。これは本当にメダル取れるな、と私もここで確信を持った。

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全員じゃないんだけど日本チーム@開会式
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なにをやっても美しいフランスチーム☆

現地から速報していたブログはこちら

コメント

おかえり~~
充実した夏を過ごしてたんだね。
今度ゆっくりおしゃべりしようね~

お疲れ様でしたー!
&先日はありがとうございました♪
ほんと、すごいドラマがいっぱいありましたね~!
だからこその感動もヒトシオですねっ!

おかえりなさ~い♪
お疲れ様でした。海も人もきれいですね~~~♪
近いうち、お世話になりに行きます!まずはアポイントしますね~☆

>あけみさま
ただいまです〜うん、充実感たっぷりの夏でした。
でも気がついたら夏が終わってたのがさみしい〜
今度新しいサロンにも遊びに行かせてくださいね!
おしゃべり楽しみ〜☆


>じゅんじゅんさま
こちらこそ先日はありがとうございました!
スポーツは筋書きのないドラマだと言われますけど、まさにそんな感じです。
そして、メダルがあるのと4位以下ではものすごい大きな違いがあるなと実感しています。前回の世界選手権では男子が4位だったのですが、悔しい気持ちしかなかったですもんね。シビアな世界です、、、。


>ラァラさま
お久しぶりです!ただいまでーす。
鎌倉にいるんでしたっけ?ぜひまたお会いしたいなぁ。アポもお待ちしてまーす。10月以降のご予約絶賛受付中でーす☆


おつかれさまでした~
サポートすごく大変にもかかわらず
ご苦労様でした!
ばななんのサポートがあればこその
結果だと思います!

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