●ホテルの様子 〜エジプトよもやま話その５〜
シャルムクラブ＆クラブリーフホテルというのが今回の世界選手権の大会会場になるホテル。この２つのホテルは隣り合っていて、自由に行き来できる。で、日本チームが宿泊したクラブリーフのほうが、多少高級？っていうことになっている。実際２つのホテルの夕食を食べ比べたけれど、確かに似てるけど微妙にクラブリーフのほうが美味しかった気がする、、、。海に近いのはシャルムクラブのほうなんだけれども。
どちらも基本的にイタリア系のリゾートホテルらしく、しかもホテル内にイタリア版クラブメッドみたいなクラブもあって、陽気なイタリアンがクソあつい昼間からサルサ教室とかで盛り上がってたり、夜中は深夜１時過ぎまで野外ステージで音楽がガンガンかかってみんな踊り狂っている（見てないけどたぶんそう）。明日早いのに夜中にYMCAなんて大音量で鳴らすな〜！！特に金曜の夜がすごかった。。。
ホテルのフロントもイタリア語は出来るけど英語はちょっと、、、みたいな人も結構いていやいやまいったなという感じ。ただしそうはいってもスタッフはみんなエジプト人だから、片言のアラビア語を話すとみんな大喜び！アッサラームモアライクン♪（こんにちは）とかショクラン（ありがとう）と数字とかしか言えないけど、それだけでも全然みんなの対応が違う。
３週間も滞在してると、なんか顔見知りみたいなスタッフも増えてきた。いつも近くに寄ってくる猫もいて、ときどき部屋にまで入ってきて遊んでたりした。まだ小さくてやんちゃなんだけど、こらって怒るとすぐにびくっとなっておとなしくなるのがかわいい。
食事は３食ともビュッフェスタイル。８月中はサマータイムということもあってか、夕食の時間が遅くて夜７時半から１０時まで。日本の旅館では考えられない遅さだ（笑）９月に入って３０分繰り上がったけど、それでもまあまあ遅いよね。
基本的に練習前はみんなご飯を食べないので、朝食は数回しか食べなかったが、朝はクレープをやいてくれたり、卵を調理してくれたりするスタッフがいてうれしい。あと、なぜかレストランではコーヒー紅茶が朝食でしか出ない。
プールサイドのバーではエスプレッソやカプチーノが飲めるのに、、食事と一緒にコーヒー摂らないのがイタリア流なのか？？
昼と夜はわりと似ていて、パスタが数種類と肉、魚料理。あとは毎日同じサラダとかマリネ風のもの。ドレッシングにオリーブオイルとバルサミコがあるのがイタリアっぽいけど、わーズッキーニとなすのマリネだあ〜♪って喜んでたのも数日、もう最後はズッキーニ見たくない、、、っていうくらいになってしまった。
食事はまずくはないんだけど、やっぱりどうしても、、、、飽きる。おんなじ味なんだよね、、、。
というわけで、ときどきチームメンバー集めて日本食パーティと称してみんなで持ち寄ったレトルト食品やカップラーメン、山用のお湯でできるご飯と丼ものなどを感激しながら食べた。梅干しとかも最高！親子丼！カレー！チキンラーメン！！焼きそば！
日本の技術最高！ジャンクフードバンザイ！いつもなら食べないカップラーメンがなんでこんなに美味しいのだろう。。。
カップラーメンをむさぼりすする私・・・
あとホテルにはシャワーのついた部屋しかなくて、どの部屋もバスタブはなかった。お湯はたっぷり出たけどシャワーは固定式でちょっと洗いにくい。そして、やっぱりお腹の調子を壊すひとが多かった。私も常にこう、、調子がよくなったと思ったらまたダメで、、、を繰り返していた。整腸剤とか飲んで、途中からは歯磨きの水もミネラルウォーターにしたんだけれど、やっぱりどっかで当たってしまうんだな、、、。間違いなくその1回はスモークだから大丈夫かな？と思って食べた生魚だった。スモークサーモンみたいな感じのやつ。あれで次の日から２日ほどきました。。。外はあつくて部屋の中はクーラーガンガンってのも、体調を壊しやすい原因になるし、やはり海外生活をしながら、試合のコンディションを整えるというのはとても難しいし、しかもものすごく大切なことだなと実感したシャルムでの合宿ライフだった。
