ボディセラピストの毎日

時系列的に振り返ってみると・・・

今年の1,2月は、仕事が結構忙しくて2007年の続きをやっているという感じだったかな。
2月後半に『成功の９ステップ』のセミナーに行ったことは今年の私にとってはすごく大きいニュースかもしれない。本を読んだときも感動したんだけれども、やはり実際に実体験でそれらを経験するというのは全然違うことだった。４日間で人生が変わったとは思わないし、今まで自分がやってきたことを確認するという感じもあったけれど、自分のミッションを確認し、勇気を持って恐れずに進む、というプロセスをこの時期に経たことは、その後の激動への準備だったのかもしれないな、と今になってみると思う。
そして、そのとき出逢った人の数人とはその後もいろいろなアドバイスをもらったり、お互いの成長度合いを確認しながら励まし合ったりして、とてもいい関係になっていると思う。ものすごく仲がいいというわけではないけれど、常に同じ道を歩いてる人がいるんだと思える仲間がいるのはとても心強いものなんだな。

春ぐらいから、フリーダイビングの練習をもうちょっとちゃんとやろうかな〜と思いはじめて、６月には沖縄で大会にも出てみた。これもとても自分にとっては大きな出来事だった。
どうせ大した記録じゃないから出ても仕方がない、記録なんて目指してないといいながら、それを言い訳に努力することを放棄していた部分もあった。どうせ負けるなら最初からやらないほうがいい、というような考え方だ。

けれど、そうではなくて、試合に至るまでのプロセス、何かひとつの結果を出すまでの自分なりの練習だったり緊張の克服だったり、記録ではなくて、試合に出るっていうことは、私にとっては記録ではない自分への挑戦なのかなと思った。もちろんいい記録が出たらうれしい。けれど、私はトップアスリートになりたいとは思わないし、それが自分のモチベーションではない。むしろやっぱり、サポートをしっかりできるようになるほうが自分にとっては重要だなとは思う。けれど、試合に出てみて初めてわかることってたくさんあって、選手の緊張感やリラックスの仕方、練習への集中度など、試合に出ようと思ったことで見方が変わったこともたくさんあった。

そういやこんなのにも出ました！2008.4

夏はあっという間に過ぎてしまった感じがする。日本の夏をあまり感じないまま、８月後半からフリーダイビングの世界選手権にサポートとして帯同したことは、今年の私のメインイベントだったかなという感じがする。３週間という長い期間日本を離れ、海とプール三昧の日々。選手をサポートするということの面白さ、難しさ、まわりの影響を受けずに自分自身のコンディションを整えることがいかに大切かということもここでまた学び直したような気がする。

帰ってきてからすぐ９月の末からのハワイ島でのクレニオセイクラルセラピーの研修もとてもよかった。ハワイという場所は私にとってとくべつな場所で、大好きなんだけど、思い出すのはつらかったこと、みたいな複雑なところだったりする。そんな中、今回のハワイ行きは、勉強だけではなくて、自分の人生をじっくり振りかえるとても大切な（でもキツい）時間だった。もう見ないでおこうと思っていた過去の出来事を掘り返して、振り返って、自分はそこで何を学ぶべきだったのか？どうして今までそこにこだわっていたのか？そんな問いを自分自身に投げかける作業。ずっとずっと背負い続けてきた”何か”を手放す作業。
現実には何にも起こらない平和な日々だったけれど、心の中は季節はずれの台風直撃みたいな感じだった。

その台風のあとでご褒美のようにやってきたのが10月に行った穂高養生園でのスウェットロッジのワークショップだった。そこで出される食事、マリリンのあたたかい言葉とその存在、そこで出会った仲間たち。すべてがわたしの心に染み込んでくるようだった。凍えて震えて歩き回ったあとに温かい家でお味噌汁を出してもらったような、そんなやわらかい気持ち。難しく言うと自分の存在価値を改めて確認する作業。自分のまわりのすべてのものと自分はつながっている。みんなほんとうにつながって生きているんだ、一人きりということは全然ないんだ、ということが体感としてわかる、という、そんな感覚になったのは初めてのことだった。

そうして自分をまるごとひっくり返して、ぜーんぶ洗いざらい復習して手放して、ようやくやっと、次が見えてきた。自分の今後がどうありたいのか、仕事もプライベートも本当のところはさっぱりわからなかったんだけれども、なんとなく「こっち方向に行けばいいのかな」というところにたどり着いた。今までやってきたことは全然無駄じゃなくて、一見今年の行動はすべて結果には繋がってないから無駄っぽいんだけれども、そうではなくて、次につながるための基礎練みたいなもので、必要不可欠なものなのだと。

11月後半からはとにかくサロンのホームページのリニューアル作業に心血を注いだ。ずっとこうしたいという構想だけはあったのに、全然手がつけられなかったことのひとつだった。
とにかく今自分ができることのベストを出そう、そう思った。完璧ではない、自分の理想がすべてできるわけではないけれど、でも自分が頑張れるところは全部恐れず勇気をもって全部出そう。出し惜しみなしでいこう！と思ったのだ。

全部やってみて結果が出なかったら？
いろいろ書くことで「なにこれ？」と気後れしたり引いたりする人がいるのでは？
こんなに書いちゃっていいの？

出してみれば大したことないし、そんなにみんな全部が全部真剣にホームページを読むわけじゃないから、実際のところやったもん勝ちなんだけど、それでもやっぱりすごくそういう怖さというのはあった。ただしその怖さを自覚していたわけではなくて、ただ「やる気にならない」という形でそれを表現していただけだったのだけれども。

これからもサロンは続けていくし、本当に必要な人が必要なタイミングで来られるようになったらという気持ちはとても強い。正直、セラピーを続けることはかなりの体力と精神力を消耗する。秋谷までセッションを受けにわざわざ来てくださった方にはできるだけのことはしたいと思うし、それは単なる体力だけの問題ではない。経営的にはたくさんのお客さまがじゃんじゃん来られることがいいんだろうけれども、実際そうなると、きっと私がもたなくなってしまう。本当にこのあたりはとっても難しいのだけれども、セラピストとお客さまそれぞれがベストの状態で、ベストなときにセッションを受けられるような、そんなことが常に起これば最高だなあと思う。

サイトのリニューアルで何かが変わったか、それはわからない。けれど、来年はこれを継続してずっと続けていくことが大事なのかなと思っている。そこから何が生まれるかもわからないし、今は自分がやりたいことを好きなようにやっているだけだ。あまりそこに大きな欲は持たず、淡々と続けていけたらいいなと思っている。

最後に。
10km走れる身体になる！という目標が一応達成できた！ということと、春ぐらいから少しずつ体重が（努力もせずに）減ってきたということは自分にとって大きな変化の一つだったと思う。
そういえば裏目標？として、「女性性問題に向き合う」っていうのがここ数年来のテーマだったけれど、今年はあや。さんのビューティワークショップも受けて、メイクアップやファッションについての思い込みや躊躇をなくすことができたし、着る服も意識して変えたし、ピンク系の服や下着を付けたりとか、編み物も始めちゃったりして、そういう意味での変化も結構大きかったかもしれない。この問題は「恋愛恐怖症」的なところとかなり密接に関連しているなと感じていたので、それらも克服しつつあるのかな〜と思うと今後に乞うご期待☆といったところだ。

書き始めるといつも超長くなってしまう私。これから年末最後のランに行ってきます！
大掃除は・・・終わらないな〜。大晦日はダウンタウンのおバカな特番を見ると決めているし（笑）

というわけで今年もこのブログを読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
2009年もばななんは突っ走ります！いや、まあぼちぼち歩いていきます！
来年もどうぞ気が向いたらこのブログを読んでやってくださいませ。
よいお年を〜！！！