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2008年12月24日

●本物に触れること

先日、たぶん初めて自分でチケットを取ってクラシックのコンサートに行ってきた。
クラシックといっても、非常にカジュアルに、クラシック音楽を気軽に楽しもう!というような形式をとったもので、タイトルが「世界まるごとクラシック」(大橋巨泉のクイズ番組を思い出す私は古いのか?)というもの。

なんで急にクラシックのコンサートに行ってみようと思ったか、その直接のきっかけは忘れてしまったけれど、ここ1年ほどクラシックのCDを買って聴いたりしていて、一度生のオーケストラを聴いてみたいなあと思っていたことは間違いない。今年の初めに特番をやっていた「のだめ」の影響も少なからずあるだろう。

高校時代、うちの高校はなぜか2学期の始業式が「音楽始業式」という名前で、全員がシンフォニーホールに集合して、始業式をクラシックコンサートで迎えるということをやっていた。
そこで初めてまともなオーケストラ(大フィルだったはず)の演奏を聴いて、途中寝たりしつつも(笑)でもやっぱりあれだけの人数で奏でるハーモニーというのはすごいのだなあと感動した記憶が残っている。

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そんなわけで、年の暮れ、クリスマスを前になんとなくクリスマス音楽なんか聴いてもいいかもという気分でチケットを取ってみた。そう思って調べてみると、お固いコンサートだけではなく、気軽に楽しむコンサートもあるし、安いチケットも探せばあるのだ。なんかもっと1万円くらい出さないとクラシックって聴けないのかと勝手に思ってたんだけど、チケットによってはそんなこと全然なかった。

そして東京というのはたぶん世界で一番そういう文化的な催しに親しみやすい土地だと思うし、そういうところに住んでいて(片道1時間半だけど)いつか行ってみたいと思っているのに、今まで全然行ったことがないというのはもったいないのではないか、と。

で、行ってみた感想。
まず大きな会場過ぎて、やはり安いチケット(トライアルシート3000円)の場所はオーケストラまで遠かった、、、。でもそれでもやはり素晴らしいゲストの素晴らしい演奏。そして知っている曲がほとんどで最後まで楽しく堪能できた。解説&指揮の青島さんもおもしろかったし。

本物はやっぱり違う。
本当に何かを知りたければ、ちゃんと「生」に触れなければ。そんな風に思った。

CDで聴けばいつでも音楽に触れられる。テレビを見ればいろいろな風景や景色も楽しめる。けれど、やっぱりその場所に行って、その空気感、エネルギーに触れるというのは、全然違う体験なのだ。音のもつバイブレーション、その場の雰囲気、演奏者の見せるパフォーマンス、すべてがその場で起こっている。リアルな時間を共有している。それがすごく実は大事なのかもと感じた。

そしてせっかく文化都市東京に近いところに住んでいるのだから、自分が興味を持っているものは観に行く機会をなるべく作って、そこで自分が何を思うか、どんなことを感じるか、そういう経験を増やしたいとも。

ちなみに今、クラシックのコンサート以外に行ってみたいのは、フィギュアスケートの試合。チケットってとれるのかな〜?

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コメント

5年くらい前からのだめの影響で私もたまにクラシックを聴きに行くようになりました。
安くてレベルが高いと思ったのは、「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン ウィーン・グランド・コンサート」(発売中)です。
フィギュアは横浜にプリンスホテルのスケート場があるので、マメに情報をチェックすれば見られる可能性大です。この頃は発売初日でないと取れないことも多いようですが、頑張ってください~。

私も家でのBGMはもっぱらクラシックです。
年取ったかな・・・とか思っちゃうこともありますが。笑
フィギュア、一度見てみたいですよね~~!!

お楽しみ様です。来年もよろしくです!!

2009年は一緒にダイブしようね!!

>まこさま
クラシックにフィギュアスケート、なんかリンクしてるのかしら?(笑)でもフィギュアの演目ってクラシックの音楽よく使うから関係あるかもしれないね。
新横浜でアイスショーとかはよくやってるみたいだよね。でもどうせなら選手権!みたいなのを見たい。調べてみたらもう今年は全日本終わったし、あとはアメリカまで行かないとダメみたい(笑)情報いろいろありがとうね!

>じゅんじゅんさま
おっなになに、クラシックは年とった証拠?
いやいやそんなことないでしょー(笑)
フィギュア、何回解説されてもサルコーとかフィリップとか違いがわからないままですが、それでも好きです。

>聖者ヨッシーさま
わざわざコメントありがとうございます!
2009年はさらに羽ばたきたいですね〜


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