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2009年12月10日

●Perfect Dolphin swimmer

野生のイルカとダンスするように泳ぐ。それはとても楽しいことだけれども、かなり最初は難しい。ある程度素潜りができて、息が保てて、イルカを見ても興奮しすぎず、イルカとコミュニケーションをとるっていうことが大切だ。誰もが最初は興奮してうわーーーっとイルカを追いかけてしまうことも多いし、(元世界記録保持者のフリーダイバー、ギオームすら最初はそうだったと言っていた)なんせ最初は海の中に潜るということができない。潜ろうとしてもすぐに浮いてきちゃったりして。

誰もが最初はそんな調子だけれど、イルカと泳いでいるうちに、そして練習するうちに、どんどん上手になってくる。イルカと上手に泳ぐなあって思える人は他にもたくさんいるけれど、今年御蔵島で再会したあやのちゃんの泳ぎは、本当に素晴らしいなあと思う。

黒潮本流 最高の御蔵島ドルフィンスイム

彼女とは、2年前初めて小笠原で会った。一度だけ一緒に素潜り遊びしたのだ。そのとき一緒に遊んだ以外に連絡をとったりはしておらず、なんとな〜く覚えている程度だった。

そして今年の夏、御蔵島で偶然の再会。わたしは彼女と面識があるということに全然気づかずに「はじめまして〜♪イルカと結構いっぱい泳いだりしてるんですか?すごいですね〜」なんて当たり障りない会話をしていた。彼女が「あれ?この人どっかで会ったことある、、、」と思い出し、ばななんっていう名前を聞いて初めてもしや?と小笠原の話題を振ってくれたのだ。それで私も「ああーーあの時の!」と思い出したという薄情極まりないワタシである。今年の夏の御蔵ではそんな感じでたくさんの知り合いに会った。イルカ界って狭いな〜みたいな(笑)

そんな彼女は、パートナーの彼とともに、今たくさんの写真や動画を撮ってyoutubeで発表している。そのイルカとの泳ぎがもう本当に美しい。イルカは遊び好きなので、たくさん潜ってたくさん遊んでくれる人が大好き。だから、彼女たちと一緒にいると、イルカがノリノリになって遊んでくれるということが多々あってラッキーのおこぼれをあずかることができるのだ。

写真および動画映りをよくするために、よーーーっぽど寒いとき以外は、水中ではずっとビキニ。白いビキニに白いフィンが確かに水中ですごくよく映える。あやのちゃんとイルカとダンスするように泳ぐ映像は、人間と動物ってほんとうにコミュニケーションできるんだなっていうことを感じさせてくれる感動的なものだ。

彼女自身もともと研究者だからか、探究心が強くてとことん突き詰めたいという性格が出てるのだろうと思うのだけれど、彼女が撮る写真もまた細かいところに目が行き届いた美しい写真が多い。そして先日、五反田映像祭という水中動画のフェスティバルがあり、そこで彼女が出品した「小笠原の大自然と皆既日食」がグランプリを受賞した。

写真をつなげたスライドショーだけれど、字幕も入ってステキなドキュメンタリーになっている。小笠原の大自然の素晴らしさがこんな風にみんなに伝わっていくといいな。HDって書いてる隣のボタンを押すと全画面で見られると思うので、ぜひ大画面でその美しさを体感してみて。

そんな彼女がこのたびライターとしてもデビュー。イルカと泳ぐことや素潜りの楽しさを綴ったブログを発信することになった。
ジャンクステージ「イルカと泳ぐということ」

まだ始まったばかりだから、これからの展開がわたしもとっても楽しみ。1月8日から写真展もやるそうなのでそちらも是非観にいきたいと思っている。

そうそう、皆既日食といえば、私自身は上海まで行ったのにまったく観ることができなかったんだけど(涙)でもそれはそれでものすごい経験だった。朝11時に夜の闇を体験することなんてなかなかない。この映像だとそこまで暗くなってないものね。ついでにその上海の様子をUPしてみたのでよかったらそちらもどうぞ。

いろいろ私語がやかましいくてごめんなさい。臨場感があるってことでそのままにしてみました。

コメント

この動画って神秘だなー。


まずはワシも白ビキニを買うところから始めるか。

>ヨシムラさん

うん、それがいい!
とにかくまずは見た目から!
白ビキニから!!爆

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